阪神高速の取り組み国際コンサルティング事業(ケニア)
案件名:道路メンテナンス業務の外部委託化に関する監理能力強化プロジェクト
発注者:国際協力機構(JICA)
経緯
- 3つの道路公社が実務機関として2009年に設立
- 劣化が進む道路のメンテナンスの外部委託化を省庁が推進
プロジェクト目標
道路維持管理の外部委託化に関する実施機関の調達・契約監理能
フェーズ1 実施期間: 2010年5月 ~ 2013年5月
- 単価基準、性能規定型契約における基本入札書類の作成
- 積算マニュアルの作成
- 業務監督及び契約評価システムの確立
- DRIMS(IRI測定機器)の導入
フェーズ2 実施期間: 2013年11月 ~ 2016年5月
- PBC(性能規定型契約)マニュアルの作成
- PBC及び積算に関する研修実施
- DRIMSによるIRI測定の強化
フェーズ3 実施期間: 2016年12月 ~ 2019年11月
- 契約監理サイクルの確立
性能規定型契約に基づく道路メンテナンス業務
ケニアでは17万キロの道路網が整備されていますが、メンテナンスの予算は十分とは言えない状況です。民間の技術を用いて予算を有効に活用することを目的として、2010年に初めて性能規定型契約(PBC)に基づく道路メンテナンスが導入されました。
従来単発もしくは短期間の契約で実施していたメンテナンス業務を単年もしくは複数年にわたる契約方式に変更するものです。
- 対処補修ではなく予防保全が可能
- 緊急時における迅速な対応が可能
プロジェクト成果の一例