阪神高速の取り組み1車線の急勾配区間における対策

急勾配区間の2車線化 (5号湾岸線下り住吉浜出口)

 5号湾岸線西行き住吉浜出口は、暫定供用中の5号湾岸線の端末相当の出口であり、現在は、3号神戸線(摩耶・京橋)との乗り継ぎ対象の出口となっているため多くのご利用があります。また、同出口は急勾配なうえに、1車線運用となっていることから、急勾配で速度が出にくい大型車等の影響により渋滞が多発していました。
 そのため、湾岸線西伸部供用までの暫定措置として、上り坂頂上の少し先まで2車線運用とすることで、上り勾配で速度が出にくい大型車等の追い越しが可能となり、前年同時期と比較すると、本線に延伸した渋滞の継続時間が2~3割程度削減されるなど、渋滞の削減効果が確認されています。

渋滞継続時間の変化