重要テーマ2 もっと便利で快適なドライブライフを実現する阪神高速を目指して渋滞対策の推進

ネットワーク整備や工事の集約・短縮などによる対策に加えて、交通運用や情報提供の充実による渋滞対策にも取り組んでいます。

サグ部の速度回復誘導灯の設置

サグ部(下り坂から上り坂へと変化する場所)では、無意識に速度を低下させてしまうことで、渋滞が発生します。そこで、3号神戸線(東行き)深江サグ部(深江~芦屋)では、等間隔に設置した点滅灯を一定速度で流れるように連続的に点灯させて、速度低下の抑制や渋滞中の速度回復を促す「速度回復誘導灯」 を設置したところ、深江サグ~魚崎間の渋滞が大きく減少しました。「速度回復誘導灯」は、サグ部に限らず、縦断勾配の変化の激しい13号東大阪線(東行き)森之宮付近でも効果を発揮しており、今後、適用可能な渋滞発生箇所に設置を拡げていきます。

速度回復誘導灯の効果(イメージ)
速度回復誘導灯を設置した区間
3号神戸線(東行き)深江サグ付近に設置した速度回復誘導灯
13号東大阪線(東行き)森之宮付近に設置した速度回復誘導灯

緻密な分析による、より「走りやすい合流」を目指して

阪神高速道路は多くのお客さまにご利用いただくことから、入口やジャンクションなどの「合流部」をより走りやすくする取り組みが重要と考えています。これまでに、1号環状線と15号堺線の合流部付近における車の流れの円滑化、3号神戸線(大阪市内行き)中之島西~西長堀間における車線減少の形状改善などを実施してきました。2018年度は、西船場JCT事業における大阪港線の付加車線の先行運用にあわせ、阿波座JCT合流部を「走りやすい」形状に改善しました。2019年度は、大規模な工事等の機会を活用し、合流の形や車線の運用を改善し、安全性と走りやすさの向上を目指します。

完成後における交通状況の変化(阿波座JCT合流)

●阿波座JCTは、大阪港線から神戸線車線への合流が日常的に行われ、交通流が阻害されていた
●拡幅車線設置による車線整理によって、大阪港線から神戸線車線への合流が大幅減少
●神戸線からの阿波座出口利用が大阪港線の影響を受けなくなり、停滞減→事故件数が減少