重要テーマ1 最高の安全と安心を提供する阪神高速を目指して1号環状線リニューアル工事 2021北行の取り組み

安全・安心・快適を未来につなげるため、構造物の長寿命化に向けた「高速道路リニューアルプロジェクト」に取り組んでいます。その一環として1号環状線(北行)のリニューアル工事を行いました。

関連するSDGsの目標
  • 9:産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 11:住み続けられるまちづくりを

2カ年にわたるリニューアル工事

1号環状線は開通から50年以上、前回の大規模補修工事からも20年近く経過しており、舗装や伸縮継手の劣化が目立ち、走行の快適性が低下していました。安全性・走行性の向上、沿道環境の改善のため、2020年、2021年の2カ年にわたり1号環状線のリニューアル工事を行い、経年劣化などによる舗装や伸縮継手の損傷の補修をはじめ、高性能床版防水によるコンクリート床版などの構造物の長寿命化対策を実施しました。
また、わかりやすい道路案内の実現に向け、案内標識のレイアウトの改善やカラー舗装、合流部やカーブ区間での交通安全対策の実施、電気通信設備および機械設備の更新など、より走りやすい道路になるようサービス向上を図りました。

安全・安心・快適な走行を目指した品質管理の徹底

伸縮継手(ジョイント)取り替えの様子

舗装面と橋梁のつなぎ目であるジョイントに段差があると、走行時に騒音・振動が発生してしまい、運転中のお客さまの安全性や快適性だけでなく、沿道の皆さまへも影響が及びます。舗装の打ち換え後、ジョイントを設置する作業では、平坦性を確保するため、通行止めの期間のなかで何度も修正作業を行うなど、1mm単位で舗装面とジョイント刃先の高さを調整し、品質管理を徹底しました。

お客さまや沿線地域への配慮

低騒音伸縮継手撤去工法(SJS工法)

工事期間中は、大阪市内を中心に激しい渋滞が予想されたため、事前に高速道路上の情報板や横断幕、新聞広告、テレビ・ラジオCM、インターネット広告、電車広告、SNSでの発信など、さまざまな媒体を用いて広報を実施しました。また、沿線地域への配慮として、低騒音・低振動のSJS工法やIH式舗装撤去工法を採用し、騒音・振動対策に努めました。そのほか、2020年に実施した1号環状線(南行)のリニューアル工事で、床版の防水処理を施す際に異臭が発生し、多大なご迷惑をおかけしたことを踏まえ、今回の工事では防水材に臭気を軽減する香料を添加するなど、臭気対策も行いました。