ニュース・トピックス

守口ジャンクションの開通について

〜阪神高速12号守口線と近畿自動車道がつながりました〜
〜大阪中心部と京都方面間のアクセスルートが増え、ますます便利になりました〜

 阪神高速道路株式会社および西日本高速道路株式会社が整備を進めてきました守口ジャンクションのうち、近畿自動車道(吹田及び松原方面)から阪神高速12号守口線への連絡路および阪神高速12号守口線から近畿自動車道(吹田方面)への連絡路が平成26年3月23日(日)12時に開通しました。
今回の開通で、阪神高速12号守口線と近畿自動車道が直接つながり、ご利用がより一層便利になりました。

開通日時

平成26年3月23日(日) 12時(正午)

今回開通する連絡路

  • 近畿自動車道(吹田方面) から 阪神高速12号守口線(大阪市内方面) 【阪神高速道路(株)施行】
  • 近畿自動車道(松原方面) から 阪神高速12号守口線(大阪市内方面) 【阪神高速道路(株)施行】
  • 阪神高速12号守口線 から 近畿自動車道(吹田方面)    【西日本高速道路(株)施行】

上記3つの連絡路を先行供用し、阪神高速12号守口線 から 近畿自動車道(松原方面) の連絡路 【西日本高速道路(株)施行】 は、平成26年7月30日(水)23時の開通予定です。

位置図

平面図

今回開通区間の概要

場所
守口ジャンクション (大阪府守口市大日町付近)
接続道路
道路構造令Aランプ規格
設計速度
40km/h
車線数
1車線

料金等

 阪神高速道路と西日本高速道路が管理する高速道路区間を守口ジャンクション経由にてご利用いただいた場合の通行料金の一例は以下のとおりです。

  • ※近畿道(吹田)経由の料金を掲載しております。
  • ※割引適用条件を満たすことにより、ETC時間帯割引など各種割引の適用があります。
  • ※阪神高速の大型車料金は「大型バス(定員30人以上または総重量8トン以上)、大型トラック(最大積載量5トン以上または総重量8トン以上)、大型特殊自動車、3軸のトラクター(トレーラーヘッド)」が対象。

阪神高速から第二京阪道路をご利用されるお客さまへ

 阪神高速12号守口線から近畿自動車道(松原方面)への連絡路が開通するまでの間につきましては、阪神高速13号東大阪線をご利用ください。

なお、阪神高速12号守口線から近畿自動車道(松原方面)への連絡路は、平成26年7月30日23時供用予定です。

整備効果

高速道路利用のルート選択が増えました

 今回の開通により、大阪中心部〜京都間のアクセスルートが増加し、名神高速道路及び第二京阪道路から大阪中心部へのルートが、阪神高速11号池田線、13号東大阪線に、12号守口線を加えた3ルートから選択できるようになりました。

 高速道路利用ルート選択が増えることから、例えば、交通集中に伴う渋滞発生箇所のルート回避や老朽化対策等による工事に伴う交通規制の回避が可能となり、より定時性が 確保されやすくなります。
【大阪中心部⇔京都のルート選択多様化(例:第二京阪道路⇒阪神高速12号守口線)】

高速道路間の乗り継ぎが便利になりました

 近畿自動車道と阪神高速12号守口線が直結されることによって、近畿自動車道「摂津南IC」から阪神高速12号守口線「守口入口」間の所要時間が5分から2分に、近畿自動車道「大東鶴見IC」から阪神高速12号守口線「守口入口」間は、18分から5分になるなど、移動時間の短縮が可能となります。

一般道路の混雑緩和が期待されます

 今回の開通により、一般道路を経由せず近畿自動車道と阪神高速12号守口線を相互乗り入れできることから、主要幹線道路である国道1号や大阪中央環状線など一般道路の交通が分散され、一般道路の混雑緩和が期待されます。

建設・管理の工夫

交通環境への影響を抑える建設

 守口ジャンクション周辺は、国道1号、大阪中央環状線、モノレールなどと近接した非常に限られた空間の中で、施工を行う必要がありました。
そこで、大型クレーンを用いて2つの大ブロックを両側から同時に吊り上げ一括架設を行うなど、最低限の通行止めに留める施工法を採用し、周辺の交通環境への影響を抑制しました。

維持管理コストを軽減する工夫

 守口ジャンクションは交通量の多い道路と接続・交差しており、交通規制が伴う維持管理は社会的な影響も大きいことから、維持管理作業を減らす工夫を施しています。
道路照明には、省エネルギーで寿命が長く、落下物や障害物もくっきり見える白色LED(Light Emitting Diode)を採用しました。長寿命化により、設備交換などの保守作業の軽減が可能となりました。
橋梁の塗装には、今後の塗装塗り替え等の維持管理作業を軽減させるため、金属溶射を採用しています。

安心・安全な走行のために

 守口ジャンクションでは、誰もが安心・安全に走行できるよう、道路上に様々な工夫を施しています。
例えばカーブが多い守口ジャンクションでは、ドライバーに注意を促す矢印板や点滅灯を設置します。また合流部では立体的な表示の標識での注意喚起、分流部では緩衝装置を設置し、万が一に備えた交通安全対策を行っています。

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