阪神高速の現況 Renewal Project

総延長258.1km-。1日平均 約70万台が利用する関西の大動脈 総延長258.1km-。1日平均 約70万台が利用する関西の大動脈

構造物の高齢化

ネットワークの拡充により広範囲へのアクセスによる利便性の向上を図ることができた反面、営業を開始した1964年(昭和39年)から60年以上が経過し、2023年度末時点で阪神圏の総延長258.1kmのうち約5割にあたる132.6kmが開通から40年を超えています。10年後にはそれらが50年を超え、さらに開通から40年を経過する道路は全体の約6割となります。

過酷な使用状況

1日の交通量は約70万台以上、大型車の利用は一般道路に比べ約6倍というデータもあり、構造物が受ける負荷は大きく、過酷な使用状況にあります。

顕在化する損傷

老朽化の進展や過酷な使用状況により、床版や桁においてひび割れや疲労き裂などの損傷が顕在化しております。繰り返し補修しても構造物の健全性を引き上げることが困難な箇所においては、致命的な損傷に進展し、通行止めなどの交通障害が発生するおそれがあります。

そこで高速道路リニューアルプロジェクトの取り組みそこで高速道路リニューアルプロジェクトの取り組み

阪神高速道路では、高速道路を100年先も安全・安心・快適にご利用いただくため、2015年より「高速道路リニューアルプロジェクト」を立ち上げ、これまでに培った知見や最新の技術を駆使して大規模な工事に取り組んでおります。引き続き最善を尽くして事業を進めていきますので、ご理解とご協力の程、何卒よろしくお願い申し上げます。

阪神高速道路リニューアルプロジェクトの取り組み 阪神高速道路リニューアルプロジェクトの取り組み
阪神高速の大規模更新・修繕事業