平成28年9月7日
コミュニケーション型共同研究とは、御社が所有する技術・シーズが、阪神高速グループが抱える課題解決に必要となる技術(以下、「ニーズ」とする。)に対応するか、もしくは弊社の保有技術との融合により新たな価値が生み出せないか議論(以下、「コミュニケーション」とする。)を行い、相互に有意義な成果が期待される場合において、契約手続きを行い研究の実施をさせていただくものです。今回で5回目の開催となり、これまでに約94件のご応募をいただき、すでに共同研究がスタートしている案件もあります。
今回は下記キーワードを参考にしていただき、構造技術分野、電気通信技術分野、交通技術分野それぞれの課題解決あるいは分野を融合するシーズのご応募を心よりお待ちしております。
● 募集テーマに関するキーワード:
- ビッグデータ:
- センシング、モニタリング、画像取得、IoT、異常検知、ロボット、AI、ディープラーニング、機械学習、ネットワーク、ICT、エナジーハーベスト、データマイニング、データ可視化、自動運転、渋滞対策、交通安全対策、等
- その他:
- 大規模修繕・大規模更新、構造物撤去、急速施工、無人化施工、CIM、災害対応技術、点検・非破壊検査、省資源化、長寿命化 等
共同研究では、ニーズへの適用性検討やニーズに応じたシーズのさらなる研究開発、実用化に向けた具現化(実装、試作、試験施工など)に取り組みます。共同研究において新しいアイデアが生まれた場合は、特許の取得も考えています。
公募相談会の概要
- 日時:10月26日(水)9:30~16:30
10月27日(木)9:30~16:30 - 会場:大阪商工会議所ビル4F(大阪府大阪市中央区本町橋2-8)
- 参加費:無料
- 応募数:多数ご応募の場合は選定させていただきます
- 会場にて阪神高速グループに対し、御社の技術やシーズについてプレゼンしていただき、弊社のニーズとコミュニケーションをさせていただく予定です。
(パソコン及びプロジェクタについてはこちらで準備させていただきます。)
公募相談会の申し込み
- メール本文に下記を記載し、事務局の阪神高速道路技術センター(kaihatu@tech-center.or.jp)へお申し込みください。
① 御社名(複数社でシーズを開発されている場合は連名)
② 連絡先(ご担当者名、メールアドレス、電話番号)
③ 応募シーズの概要(複数可)
④ プレゼンするにあたるご要望等 - 〆切 9月30日(金)17時
- このページの最後によくあるご質問(FAQ)を掲載しておりますのでご参照の上、ご不明点等はメールでお問い合わせください。
コミュニケーション型共同研究について
阪神高速のニーズ(参考)
阪神高速道路(株)の研究・技術開発戦略(参考)
コミュニケーション型共同研究の公募に関するFAQ
- 公募相談会後の手続きはどうなりますか?
- 手続きの流れは応募要領をご参照ください。公募相談会で共同研究の可能性が見いだされた場合、担当する部署とのコミュニケーションによって共同研究を企画していただき、社内説明会、専門部会等で学識経験者などの専門家の審査の上、技術の妥当性や共同研究する合理性が評価された場合、契約させていただきます。
- 阪神高速の具体的なニーズはありますか?
- コミュニケーション型共同研究では阪神高速の具体的なニーズは提示せず、御社がお持ちのシーズをご応募していただいた後のコミュニケーションで阪神高速のニーズとのマッチングをはかる方式です。阪神高速のビジョンなどニーズの参考となる資料は上記のリンクからご参照ください。
- 共同研究にかかる費用の負担はどうなりますか?
- 基本的には御社と弊社の折半です。共同研究によって創出される特許等の知財の比率と比例した費用負担となります。ただし、知財等を得ない部分に関する費用負担については応相談です。契約書締結前に協議させていただきます。
- 複数社で開発しているシーズは連名で応募しないといけないのですか?
- 公募相談会への応募者が、コミュニケーション後に共同研究契約となった場合の契約者となります。公募相談会申し込み後に、契約者の追加は出来ませんので、契約を想定したメンバーで申し込みをお願いします。
- 共同研究の契約相手は阪神高速道路(株)ですか?
- 阪神高速グループでコミュニケーションさせていただきます。阪神高速道路(株)、点検・補修等を担当する阪神高速技術(株)、コンサルタント業務等を担当する阪神高速技研(株)などを含め、シーズの内容によって対応いたします。
FAQ以外のご質問はメールでお問い合わせください。いただいたご質問と回答は、随時上記FAQに追加していきます。