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建設技術

イメージ 超近接長距離併設シールドトンネルの設計

シールド | トンネル

超近接長距離併設シールドトンネルの設計

建設場所:大和川線

キーワードシールドトンネル、併設トンネル、長距離施工
写真:シールドマシン

図:トンネル断面図

阪神高速大和川線は延長9.7kmのうち、約3.9kmの区間について、シールドトンネルで施工することとしています。このうちの約2.0kmの区間を阪神高速道路(株)が施工します。

通常、上り線と下り線のトンネルが併設(並んで設置)される場合、シールドトンネルではトンネル外径をDとすると、上下線の離れが1D以下の場合は、周辺地盤の安定のため特別な検討が必要とされています。今回の大和川線シールドトンネルでは、上下線の離れが約1m(0.08D)と超近接の併設トンネルとなっており、このような離れで2kmもの長距離を掘進するシールドトンネルは我が国でも例がありません。このため、トンネルの設計に際しては、シールドが実際に掘進されるステップを考慮した解析を別途実施しています。

本シールドトンネルは掘進に向けて準備中(H22.11現在)ですが、今後、主要ポイントにおいて、シールドトンネルのセグメントや周辺地盤に計測機器を設置し、各種の計測を実施する予定です。これにより設計手法の妥当性はもとより、施工時の不測の事態にも備える予定です。