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建設技術

イメージ コスト効率の良い「鋼-コンクリート複合構造橋脚」

橋梁 | 鋼橋

コスト効率の良い 「鋼-コンクリート複合構造橋脚」

建設場所:京都線

キーワード 鋼-コンクリート複合構造、 合成構造、 PBL

鋼コンクリート複合橋脚の施工状況 阪神高速8号京都線では、橋脚の基部を鉄筋コンクリート、上部を鋼製とする「鋼-コンクリート複合構造橋脚」を採用しています。
鉄筋コンクリート部と鋼製部は、橋脚柱部に作用する発生曲げモーメントが最も小さくなる柱箇所で接合します。
接合部は鉄筋コンクリート橋脚に鋼製橋脚をかぶせた構造とし、ずれ止め機能として脚内リブに「孔あき鋼板ジベル(PBL)」(写真参照)を使用し、鋼部材とコンクリート部材間の応力伝達は、孔あき鋼板における孔中のコンクリートせん断力によって行われます。
「鋼-コンクリート複合構造橋脚」を採用することで、鋼製橋脚基部構造の単純化などにより、経済的な構造とすることができます。

写真:孔あき鋼板ジベル(コンクリート充填前の状況)

※阪神高速8号京都線は平成31年4月1日(月)からNEXCO西日本と京都市に移管されました。

関連資料 ・斜久世橋区間パンフレット