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イメージ 高速道路本線用LED道路照明(技術・工法)

施設 | 電気

高速道路本線用LED道路照明(技術・工法)

建設場所:11号池田線出入口付近

キーワード電気、照明、本線、LED、エコ、コスト
写真:今回導入したLED照明器具

写真:従来の道路照明

写真:LED道路照明

LED道路照明については、これまで国道や高速道路の渡り線などで設置されている事例はあるものの、阪神高速の本線照明に求められるように、沿道建物の照明、広告灯、ネオンサインなど、道路交通に影響する光が連続的に存在する都市高速道路に対応できるLED照明は開発されていませんでした。

そこで、阪神高速道路(株)では、阪神高速道路本線に適用できる長寿命で省エネルギー性能の優れた道路照明を導入するため、平成21年度に、公募により選定した電機メーカー*1と、高性能なLED道路照明の共同研究開発に取り組んできた結果、11号池田線において、全国で初めて、どんな高速道路の本線にも適用できる基準*2 を満足する LED (Light Emitting Diode)を用いた道路照明を開発し、導入しました。

図:11号池田線池田出入口付近/本線構造区間 約550m(14基 28灯)

また、阪神高速道路では、平成7年の兵庫県南部地震以降、様々な対策を実施してきました。道路照明設備においても震災により照明柱の変形や器具の破損など多くの被害を受け、これらの被災状況を踏まえ、当時としては画期的な耐震性に優れたストレートポールを開発し、地震などによる構造物振動に対して共振しにくいストレートポールを採用しています。

LEDは従来道路照明に採用されてきたナトリウム灯や水銀灯などの放電灯とは異なり、電子部品の仲間である半導体のため、容易に明るさを調節できるという特徴があります。
そこで、新品のときの余分な明るさを抑え、道路面の明るさを一定に保つ制御を行うことにより、約6万時間(1日12時間点灯するものとして、約13年)以上、新品のときと同じ明るさで点灯することで、使用エネルギー量の削減と安全・快適な道路状況を実現しています。

グラフ:今回のLED道路照明と従来の道路照明の比較

*1(株)因幡電機製作所
*2「道路・トンネル照明器材仕様書(社団法人建設電気技術協会」に掲載されているKSH2型照明器具と同じ設置条件(設置間隔40m 取付高さ10m 1方向2車線)にて、「道路照明施設設置基準・同解説(社団法人日本道路協会)」で規定する高速自動車国道等(外部条件A)に適合したLED道路照明(より低いレベルの基準を満足するLED道路照明は国道や高速道路の渡り線などで既に導入事例があります)※当社調べによる

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