阪神高速 4号湾岸線リニューアル工事大浜-泉大津

工事概要

【阪神高速】4号湾岸線リニューアル工事
「工事の概要篇」（3分56秒）

阪神高速 4号湾岸線
リニューアル工事について

　4号湾岸線は、大阪の湾岸エリアを南北に通る路線であり、関西国際空港と大阪市内とを結ぶ広域道路ネットワーク上の重要な役割を担う路線です。このうち、大浜～泉大津区間は、1987年および1993年に開通して以来、一度も通行止め等による大規模補修工事を実施しておらず、他の区間と比較しても穴ぼこ（ポットホール）などの舗装損傷が顕在化しており、その都度、応急的な車線規制工事により補修を繰り返し、お客さまにご迷惑をお掛けしてきました。

　本リニューアル工事では、鋼床版の疲労耐久性の向上を目的としたSFRC舗装の実施やコンクリート床版の長寿命化に向けた高性能床版防水の実施など構造物の補強工事を行うとともに、経年劣化などにより損傷した舗装や伸縮継手を補修し、安全性・走行性の向上、沿道環境の改善を図ります。さらに、わかりやすい道路案内の実現に向けた案内標識のレイアウトの改善やカラー舗装の実施、合流部やカーブ区間での交通安全対策の実施、電気設備の更新やPAのトイレ改修など、様々な工事を行います。なお、これらの工事は10日間の終日通行止めにより実施し、構造物の長寿命化やより走りやすい道路になるようなサービス向上を目指して、4号湾岸線（大浜～泉大津）をリニューアルします。