高速道路リニューアルプロジェクト 大規模更新・修繕事業 高速道路道路

リニューアルプロジェクトの進捗レポート

合理的な設計思想に
潜む想定外の沈下

建設当時の状況

この区間の構造物は、主要な交差点をまたぐために、長い橋長とする必要があり、橋桁の中央付近にヒンジ形式の継ぎ目を設ける工法を採用しました。この工法は、この区間のように橋長が長く、また低い橋脚の構造物に対して構造力学的に合理性が高い設計として建設当時は一般的な技術でした。

損傷原因と損傷状況

当時は合理的とされていた工法を採用しましたが、開通から年月の経過に伴い、支間中央のヒンジ部が徐々に垂れ下がり、路面が大きく沈下しています。
応急対策として外ケーブルによる補強を行っていますが、十分な回復は見られず今後も沈下が進行するおそれがあり、大規模更新による構造の抜本的な改善が必要となっています。