阪神高速3号神戸線リニューアル工事

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工事でどう変わる?

どうして3号神戸線で
「リニューアル工事」が
必要なの?

どうして「リニューアル工事」が必要なの?

高速道路リニューアルプロジェクト「大規模更新・修繕事業」の詳細はコチラ

神戸線リニューアル工事で
こう変わる!

安全・安心・快適を未来につなげるため、
阪神高速道路の
長寿命化に向けて
リニューアル工事を実施します。

安全性・走行性の向上

広範囲・大規模な新しい舗装への打ち替え

3号神戸線(摩耶~芦屋)の舗装は前回のリニューアル工事から10年以上が経過し、穴ぼこ (ポットホール)などの損傷が多発しています。今回のリニューアル工事では、通行止め区間内 における舗装を全面的に打ち替えます。この結果、安全性・走行性が向上します。

コンクリート床版の高性能防水施工
伸縮継手の取り替え

橋梁のつなぎ目である伸縮継手(ジョイント)には写真のような損傷が生じているものがあります。このような損傷した古い伸縮継手を耐久性が高い新しい伸縮継手に取り替えることで、走行性の向上と沿道環境の改善を図ります。

伸縮継手の取り替え
LED道路照明への取り替え

道路照明をLEDに取り替え、従来照明よりも長寿命化・省エネルギー化を図ることで消費電力やCO2の削減が期待でき、電球の交換頻度が少なくなるため車線規制工事を削減することが可能です。また、LEDは白色であることから、視認性の向上も期待できます。

LED道路照明への取り替え
芦屋本線料金所のカラー舗装

芦屋本線料金所において、接触事故などのリスク低減を図るため、区画線変更や第5レーン(ETC専用)のカラー舗装を行います。

芦屋本線料金所のカラー舗装
より見やすい案内標識への取り替え

既存の案内標識板を、ヘッドライトでも明るく反射する超高輝度反射材料(広角プリズム)を用いた標識に取り替えます。この取り替えにより、夜間の視認性向上を図ります。

より見やすい案内標識への取り替え

周辺環境の改善

ジョイントレス化(伸縮継手の無い構造の適用)

安全性・走行性の向上及び車両走行時の騒音、振動を大幅に低減すべく、伸縮継手の無い構造の適用(ジョイントレス化)を行うことで、伸縮継手から下部への雨水などの漏水が抑えられ、橋梁端部の鋼材の腐食環境も改善されます。

ジョイントレス化(伸縮継手の無い構造の適用)

道路の耐久性・長寿命化

コンクリート床版への高性能床版防水の実施

3号神戸線のコンクリート床版は、車両の大型化や大型車の走行によって繰り返し受ける負荷の影響が蓄積し、ひび割れが発生している場合があります。今回のリニューアル工事では、高性能床版防水を実施し、コンクリート床版の長寿命化を図ります。

コンクリート床版への高性能床版防水の実施
鋼床版へのSFRC舗装の実施

3号神戸線の鋼床版は、コンクリート床版と同様、大型車の走行によって長期に繰り返し受ける負荷の影響が蓄積し、溶接部にき裂が発生しています。今回のリニューアル工事では、鋼繊維補強コンクリート(SFRC:Steel Fiber Reinforced Concrete)舗装を実施することにより、鋼床版の発生応力が小さくなり、鋼床版のき裂抑制の効果が期待できます。

鋼床版へのSFRC舗装の実施
工事期間の大幅な短縮

今回のリニューアル工事で実施する舗装及び伸縮継手補修などを通常の車線規制工事で実施する場合、工事日数が約224日必要になります。
また、舗装や伸縮継手補修を車線規制工事で実施する場合、交通量の多い平日には行うことができません。さらに、舗装や伸縮継手の撤去に大きな音が発生することから、一部の作業は昼間作業でしか行うことができません。
そのため、これらの工事は、連休や大規模イベントのない比較的交通量の少ない休日に実施せざるをえず、試算では約3年8ヶ月の期間が必要となります。
しかしながら、今回終日通行止めを行うことで工事を集約化・効率化することにより、10日間の工事期間でこれらの工事を実施することが可能になります。
また、ネットワークの拡充により、う回していただく高速道路の利便性があがったことも通行止めで実施することが可能になった理由になります。

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