コンクリート製斜張橋として国内最大級の"ビッグハープ"

一級河川猪名川を渡河する2径間連続プレスレストコンクリート斜張橋で、全長は400mにも及び同形の橋としては日本最大規模を誇ります。
逆Y字の主塔とハープ型に貼られたケーブルの美しいフォルムは、大阪都市圏とベッドタウンである阪神北部地域を結ぶ新たな地域のシンボルとなっています。

景観にも配慮した、耐震性に優れた逆Y字主塔

猪名川大橋は住宅地域に隣接する為、景観・環境面への配慮が必要です。そこで主塔は、景観・心理的に自然な安定感を与えるとともに耐震性にも優れた逆Y字形RC構造を採用。
マルチファン形式のケーブルが交錯する斜材定着部には2室箱型の鋼製埋殺し型枠を使用しています。

耐震設計の基本方針

長大支間の斜張橋であるだけでなく、斜角をなす中間橋脚により地震時の挙動が複雑になることが予想されるため、上部構造・橋脚の耐震設計時には3次元モデルによる「地震発生時に高い確度でおこるであろう地震動」と「まれに起こりうる地震動」の2つを照査・解析する2段階動的耐震設計法を全面的に取り入れています。これにより兵庫県南部地震級の地震にも耐えられることを確認しています。

基本情報

路線
  • 阪神高速11号池田線
着工
1994年9月
開通
1998年4月2日
形式
2径間連続PC斜張橋
基礎形式
地中連続壁基礎
全長
400m
支間割り
198.7+198.7m
幅員
21m

受賞歴

1997年
土木学会 田中賞
1998年
プレストレストコンクリート技術協会 作品賞

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