
INTERVIEW 13
“新たな技術を活用し、変革し続ける”
ささえる / コーポレート部門
H.Ishihara
技術部
デジタル技術戦略室
(兼務)DX推進本部デジタル戦略統括部
2019年入社
基礎工学部 基礎工学研究科 修了


入社を決めた理由
関西のインフラを支えることで生まれ育った関西の人々の暮らしに貢献できると思ったこと。
社員の人柄・社員同士の間柄が良く風通しの良さそうな社風だと感じたこと。

大切にしている信念
自分の仕事がなぜ必要で、どういったことに繋がっていくのかを意識しながら目の前の仕事に取り組む。
現在の仕事内容を教えてください。
DXの全社的推進による業務改革、新たな価値の創造を実現する取り組みを推進しています
技術部デジタル技術戦略室では、デジタル技術を使って当社が保有するデータや情報の利活用を図り、お客さまや現場を起点とした業務改革や新たな価値の創造を実現する取り組みを積極的に推進しています。その中でも私は、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)などを利用した各種日常業務の効率化支援や業務データを取り扱うシステム基盤の整備、生成AI活用に関する取り組みなど全社横断的な取り組みや各部署の生産性向上支援を担当しています。DXは裾野が広く全社で取り組む必要があるため、業務実施部署と連携を図りながら最新デジタル技術の橋渡しと全社最適目線の支援を行うことでDXを推進しています。

この仕事の魅力は何ですか?
先進的な取り組みや新しいデジタル技術に多く触れることができます

DX実現後のビジョンを目指し、個々の業務の棚卸・見直しから業務データを取り扱うシステム基盤の整備や生成AIの効果的な利活用に関する検討など、幅広い業務に取り組めるやりがいのある仕事だと思います。また、組織横断的に他部署の取り組みを支援する機会も多く、デジタル技術を活用することで社内の様々な部署の業務改善や効率化に貢献できる点も魅力です。さらに、先進的な取り組みや新しいデジタル技術に触れる機会が多いこともこの仕事の楽しさだと感じています。最近では、デジタル技術に関連するウェブセミナーが多く開催されており、最新の技術動向を学び新しい知識を吸収するために、積極的に参加しています。

これまでで印象に残っていることは?
トンネル防災システムの更新工事です

入社5年目の時に、当時所属していた神戸管理・保全部施設工事課において、トンネル防災中央装置の更新工事に伴うシステムの一斉切り替えに立ち会ったことがとても印象に残っています。このトンネル防災中央装置は、トンネル内にある照明や非常電話、空気を制御するジェットファンなどの様々な設備が災害時にきちんと連動して稼働できるよう制御するシステムです。例えば、トンネル内で火災を検知するとお客さまの安全を確保するための注意喚起や避難誘導のための警報表示・放送などを行うと同時に、避難環境を確保するための排煙制御を行うなど複数の設備が連携して火災に対応します。このように複数の設備とそれを管理するシステムが高度に連携することで安全な道路環境を提供していることと、工事によるお客さま影響を最小限とするための工夫や難しさを実感することができました。

入社してから、一番成長したと感じることは?
広い視野と多角的な視点を持って考えることができるようになりました
入社1年目に本社部署である保全交通部システム技術課へ配属された際、現場設備に関する知識が足りず、打合せについていくことに苦労しました。そこで、現場を見学できる機会があれば積極的に参加し、分からないことはすぐに上司に質問して積極的に知識を吸収するよう心掛けました。また、ジョブローテーションで様々な部署や立場を経験することで、物事を多角的な視点から考えられるようになってきたと思います。特に現在の部署では、全社最適や長期的な目線が必要となる場面が多く、より広い視野を持って考えることが重要になっており、私自身も会社全体を俯瞰して見ることを意識する機会が一層増えたと思います。
職場の雰囲気はいかがですか?
風通しが良く、責任ある仕事に挑戦できる環境です
風通しが良く、プライベートも大切にできる働きやすい環境が整っていると感じています。仕事とプライベートの両立がしやすく、休暇も取得しやすい雰囲気があり、柔軟にスケジュールを組むことができます。また、技術開発や新しいツールの導入に積極的にチャレンジできる環境があると思います。私は入社2年目から、次世代交通情報収集設備に関する共同研究の主担当を任されました。もちろん先輩方のサポートを受けながらではありますが、大きな責任のある仕事に挑戦できる点に非常にやりがいを感じました。


大切にしている「当たり前」な習慣やルールはありますか?
相手の立場で考え、スピード感をもって対応す
る
常に相手の立場に立って考え、社内外からの問い合わせや依頼には、できる限りスピード感を持って対応することを心掛けています。日々の小さな業務やメール確認などを早めに対応することで、次のタスクに余裕を持って取り組むことができるようになります。さらに、問題が大きくなる前に早期に解決できるため、トラブルを未然に防ぐことも可能ですし、プロジェクト全体の円滑な進行にも繋がると思います。これからもこの姿勢を大切にスムーズな対応をしていきたいです。

阪神高速でこれからどのような「当たり前」を描いていきたいですか?
次の時代を見据えた新たな取り組みに挑戦していきたい
お客さまが「当たり前」と思っていることも、時代の流れとともに変わっていくと考えられ、だからこそ、次の時代を見据えた変革や新しい挑戦が必要だと強く感じています。そのためには、継続的な改善と革新を目指す姿勢を持ち続けたいと思います。また、新しい取り組みに自発的に挑戦できるような風土を作っていくことが重要です。DXの「X」はTransformationを意味し、「変革していく」という意味があります。現状に満足せず、変化を受け入れて常に改善を重ねていくことが、これからの時代に必要な姿勢だと思います。




入社後の経歴
※部署名は当時のものです。
まもる
まもる
保全交通部 システム技術課(2019)
まもる
まもる
神戸管理・保全部 施設工事課(2021)
ささえる
ささえる
現在
技術部 デジタル技術戦略室(兼)DX推進本部 デジタル戦略統括部(2023)
ある日の1日
スライドワーク
9:15
9:15
出社(1日の予定やメールの確認)
10:00
10:00
3次元データ利活用検討業務に関する社内打合せ
12:00
12:00
昼食
13:30
13:30
生成AIサービスベンダとの打合せ
15:00
15:00
他社との業務契約に向けた事務作業
16:00
16:00
RPAを使った業務効率化についての社内打合せ
17:45
17:45
翌日のスケジュールを確認し、退社
その他インタビュー
ENTRY
担当者一同、
皆様のエントリーをお待ちしています
ENTRY