
INTERVIEW 07
“当たり前の毎日が途絶えることのないように”
まもる / 管理部門
M.Umezawa
神戸管理・保全部
施設工事課
主任
2015年入社
システム情報学研究科 計算科学専攻 修了


入社を決めた理由
人とのコミュニケーションを大切にしながら仕事が繋がり、高速道路事業を支えている。関西の暮らしと経済を下支えする使命に惹かれて。

大切にしている信念
仕事で関わった相手に「一緒に仕事ができてよかった」と思ってもらうこと。
現在の仕事内容を教えてください。
神戸管内で電気通信設備の維持管理や点検、補修、更新を担当しています
高速道路をお客さまに安全・安心・快適にご利用いただくためには、交通管制システムや照明設備、道路情報板、ネットワーク装置など、多くの電気通信設備の維持管理が欠かせません。これらの設備が24時間365日健全に稼働できるよう、日頃から設備を点検し、悪いところがあれば補修を行い、古くなった設備の更新工事を行うことが現在の主な業務です。具体的には、高速道路では交通管制員が交通流を監視するためのカメラが設置されており、このカメラを新たに増設するための工事などを担当しています。また、工事の現場監督員として、工程管理や立会検査、安全管理、関連工事とのスケジュールなどの調整、対外協議といった役割を担っています。阪神高速は都市内を縫うように張り巡らされているため、カーブなどによって見通しの悪い箇所があります。交通管制員の要望を受けてカメラを増設し、視認性を向上させて交通管制業務の効率性や運用性を向上させることが期待されています。

この仕事の魅力は何ですか?
タフな場面でも一つの目標に向かい力を合わせる組織力です

高速道路事業を成り立たせるためには、各部署がそれぞれの役割を全うすることが重要で、高速道路の構造物はもちろん主要な部分ですが、建築建物や機械設備、電気通信設備なども不可欠です。これらが一体となって初めて高速道路事業が成り立ちます。万が一、システム障害や事故が発生した場合には、迅速な復旧に向けてチーム全体で協力し、問題解決に取り組むことが求められます。私はシステムの全面リプレイス工事や通行止め工事、パーキングエリアの新設工事など、お客さまへの影響が大きいプロジェクトにも関わってきましたが、タフさを必要とする場面であっても、一つの目標に向かって社員一丸となって取り組むことができる、当社の組織力が一番の魅力だと感じています。

これまでで印象に残っていることは?
交通管制システムの更新計画策定から工事監督まで一貫して経験したこと

入社してはじめに配属された保全交通部システム技術課では、交通管制システムの地区間相互バックアップ手法の検討と整備方針の立案に携わりました。その後、大阪管理局保全部システム保全課に異動となり、整備方針に基づいて交通管制システムの工事の設計や積算、発注手続きを行いました。工事の契約に至った後は、工事監督を行う大阪保全部施設工事課に異動し、実際に交通管制システムの全面リプレイスに関わりました。当社はジョブローテーション制により2~3年に一度の人事異動がありますが、工事の方針策定から設計・施工、運用開始といった一連の流れに一貫して携わることができたことは貴重な経験となりました。また、災害発生時の事業継続性の向上に携わることができ、大きなやりがいを感じました。

入社してから、一番成長したと感じることは?
技術部で経営課題に携わり、広い視野で会社を捉えられるようになりました
4部署目に配属された技術部技術推進室では、会社として研究・技術開発をどのように進めていくのかといった技術経営課題に取り組むことになりました。これまでの工事設計や監督とは打って変わって、会社の経営陣や管理職、対外的にも学識者などと直接関わりながら、重要な会議体の運営を主体的に行いました。今までの部署では経営層がどのように仕事を進めているのか知る機会が少なかったのですが、自らが業務内容を説明する機会も多々あり、経営層の考え方に直接触れることができたことは、大きな経験となりました。また、最初は会議の目的や位置付けなどを理解することが大変でしたが、少しずつ慣れて、スムーズに運営を進められるようになりました。社内外問わず相手と良好な関係を構築しながら、数多くの会議に向けた準備・資料作成に奔走した技術部での2年間が一皮むけた経験かなと思います。
職場の雰囲気はいかがですか?
若手社員も多く、それぞれの専門性をもつ社員が集まる大所帯。にぎやかな雰囲気です
現在所属する神戸管理・保全部施設工事課は、建築・電気・機械といった専門分野を持つ社員が集まり、当社の中では比較的大所帯な部署です。若手社員も多く、着任して間もない私でも、にぎやかな雰囲気を感じています。この部署に限らずですが、誰とでも気軽に話せる風通しの良さがあり、コミュニケーションが丁寧な職場だと思います。


大切にしている「当たり前」な習慣やルールはありますか?
相手の立場を気遣うことです
当社の仕事は何をとっても自分ひとりで成し遂げることはできません。多くの人と協力しながら業務を遂行するためには、相手と良好な関係を構築することが大切だと考えています。そのためには、相手の立場を常に気遣うことを念頭に置いて、一つひとつのやり取りを丁寧に対応していくことを心掛けています。

阪神高速でこれからどのような「当たり前」を描いていきたいですか?
インフラ企業としての当たり前が途絶えることのないように
行きたいところに行ける、ほしいものがすぐ手に入る、お店に行けば商品が揃っている。関西の人々の当たり前の生活の一端を支えるのは、阪神高速を24時間365日、当たり前に、安全に走行できることだと思っています。この当たり前の生活を守るための自分の役割として、電気通信設備が24時間365日、健全に稼働できるよう日々業務に取り組むことを頑張っていきたいと思います。




入社後の経歴
※部署名は当時のものです。
まもる
まもる
保全交通部 システム技術課(2015)
まもる
まもる
大阪管理局 保全部 システム保全課(2017)
まもる
まもる
大阪保全部 施設工事課(2019)
かんがえる
かんがえる
技術部 技術推進室(兼)技術部 技術企画課(兼)保全交通部 システム技術課(2022)
まもる
まもる
現在
神戸管理・保全部 施設工事課 主任(2024)
ある日の1日
9:00
9:00
出社(本日の予定やメールを確認)
10:00
10:00
工程会議に出席(月に一度、担当工事の進捗状況を課内に報告)
12:00
12:00
昼食(同じ部署のメンバーでランチ)
13:00
13:00
工事関係者からの提出書類の確認、対外協議資料の作成
16:30
16:30
工事関係者との打合せ(次月の工程の確認や課題の洗い出し)
17:30
17:30
翌日のスケジュールを確認し、退社
その他インタビュー
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担当者一同、
皆様のエントリーをお待ちしています
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