
INTERVIEW 06
“社会に影響力のある
仕事”
まもる / 管理部門
T.Katada
大阪管理部
営業指導課
2024年入社
法学部 政治学科卒


入社を決めた理由
高速道路を通して、関西の経済基盤を支えることで、未来に貢献できると思ったから。

大切にしている信念
どんな出会いや経験も縁があったことだと思い、前向きに。
現在の仕事内容を教えてください。
通行料金の収受に関する業務を行っています
“営業”と聞くと一般的には自社の商品やサービスをお客さまへ提案し、契約や販売につなげる仕事というイメージがあるかもしれません。しかし、当社における“営業”とは、主に通行料金に関する仕事のことを指し、例えば、新たな料金体系の検討や料金改定に係る手続き・関係機関との調整、ETC利用率拡大などの社会情勢の変化を踏まえた料金所のETC専用化の推進、通行料金の収受に関する業務などがあります。大阪管理部営業指導課では、大阪地区のETC専用料金所の運用や料金収受業務のマネジメントなどを実施しており、料金収受業務を担うグループ会社である阪神高速トール大阪株式会社と日々連携・協力しながら、お客さまへのより良いサービスの提供を目指しています。その中でも、私は料金所付近での工事や阪神高速の沿線で大規模なイベントが開催される際に、お客さまへの影響を最小限に留め、料金所を安全・安心・快適にご利用いただくための関係者との調整を担当しています。また、機器トラブルによりお客さまにお支払いただいた料金に誤りがあった場合、通行状況を調査し、必要に応じて料金訂正を行うための手続きやグループ会社との調整を実施する業務も担っています。

これまでで印象に残っていることは?
沿線での花火大会の開催に伴う高速道路の通行止めに携わった経験です

猪名川花火大会の開催に伴う11号池田線延伸部の通行止めに携わった経験が印象に残っています。阪神高速では、沿線で花火大会などのイベントが行われる際、お客さまの安全確保のため、一時的に高速道路の通行止めを実施することがあります。通行止めの実施にあたっては、料金所に当社の社員や花火大会関係者が待機する現地本部を設置し、高速道路上の安全確認を行います。また、イベント終了後には、通行止めとなっていた高速道路を安全に開放するために、料金所スタッフをはじめとする多くの関係者と密に連携・調整する必要があり、入念な事前準備が欠かせません。私は花火大会当日に事故やトラブルが発生しないよう、関係部署との当日の作業手順の確認や花火大会関係者による事前の現場視察の調整を担当しました。視察では、花火師の方と一緒に花火の破片などの危険物が高速道路上に飛来する可能性はないか、実際に料金所の屋根まで登り安全確認を行うなど、お客さまに安全を届けるための抜かりない事前準備を目の当たりにしたことがとても印象に残っています。実際に花火大会が終了し、無事に通行止めが解除された時には、とても安心したのと同時に大きなやりがいを感じました。

この仕事の魅力は何だと思いますか?
お客さまへ直接的に“安全・安心・快適”を提供できることです

料金収受業務が効率的にできなければ、料金所周辺で渋滞が発生し、お客さまの快適性が損なわれるほか、渋滞に起因する事故の発生リスクが高まってしまいます。また、料金所周辺において工事が実施される場合や事故が発生した際には、お客さまの安全を確保するために、料金所の手前にかける車線規制に問題がないか確認することや複数ある料金所レーンのうち使用するレーンを適切に決定することなどが重要になります。そのようなことも営業指導課の仕事であり、日々の業務を通じて、お客さまへ直接的に「安全・安心・快適」を提供できる点に魅力を感じています。

入社してから、一番成長したと感じることは?
料金収受に関する専門的な知識が身につきました
料金所ごとの車種別・時間帯別の交通量やETC専用レーンにETC車載器を搭載されていないお客さまが入線された場合のご案内方法など、営業指導課に配属されないと身につかなかったであろう専門知識が増えてきました。とはいっても、料金所の機器に関する詳細な仕組みや事故などの突発的な事象が発生した際の対応ついては、まだまだ完全に理解しきれていない部分もあります。今後は、自分が携わるチャンスがある業務には積極的に手を挙げることを心掛け、多くの経験を積み、専門的な知識を身につけていくことで、一日でも早く先輩社員の方々のようになりたいと思っています。
職場の雰囲気はいかがですか?
みんなで阪神高速を守っているという使命感や責任感を感じます
職場の雰囲気は、とても親切で協力的な方が多いと感じています。他部署の応援が必要な問題が発生した際やお客さまへのご案内が必要な際に、他部署に協力を求めたことが何度もありましたが、どの方も丁寧に協力してくれ、自分が想定していた以上の手助けをしていただきました。この経験から、社員みんなで阪神高速を守っているんだという使命感や責任感を感じています。当事者意識をもって協力し合う風土があるため、私も助けを求められた際には迅速に対応することを心掛けています。


大切にしている「当たり前」な習慣やルールはありますか?
「やることリスト」を活用し、漏れのない適切な対応を心掛けています
仕事を進めるにあたって大切にしている「当たり前」は、「やることリスト」を活用することです。阪神高速には多くの料金所がありますが、営業指導課では、それら料金所に関する複数の業務を同時進行で進める必要があります。また、私が担当している業務は、料金所を利用するお客さまの「安全・安心・快適」に直結するため、何かミスがあるとお客さまへ直接影響が及んでしまう可能性があります。そのようなことが起きないように、付箋にメモを書いて目につく場所に貼ることで「やることリスト」をつくり、担当している業務の進捗管理を徹底しています。加えて、終業時にはこれらのメモを改めて確認し、翌日の業務内容を整理してから退社するなど、身近なことですが心掛けるようにしています。

阪神高速でこれからどのような「当たり前」を描いていきたいですか?
自分の役割に責任をもって取り組み続けたい
高速道路は人々や物の移動を支え、幅広く社会をサポートする重要なインフラであり、お客さまにとってはその存在自体が当たり前であると考えています。私は、料金収受という側面からお客さまにより「安全・安心・快適」にご利用いただくために業務に取り組んでいますが、たとえ小さなことでも漏れなく適切に実施し、一つひとつの仕事を積み重ねていくことで、お客さまに「当たり前」を提供できる点に大きな責任とやりがいを感じています。自分の仕事が社会に大きな影響を与えるという責任を持ちながら、日々業務に集中したいです。




入社後の経歴
※部署名は当時のものです。
まもる
まもる
大阪管理部 営業指導課(2024)
ある日の1日
9:00
9:00
出社(お昼ご飯をオフィスの冷蔵庫に入れて、その日の予定とメールの確認)
10:00
10:00
工事担当部署と料金所付近工事に伴うレーン閉鎖に関する打合せ
11:00
11:00
料金所や営業所と実施する無線訓練のシナリオ作成
12:00
12:00
昼食
13:00
13:00
料金所のETC専用化に関する打合せのため本社へ
16:00
16:00
料金収受を担うグループ会社と料金所の設備の補修に関する打合せ
17:30
17:30
翌日にすることやスケジュールを確認し、退社