
INTERVIEW 03
“「頼れる存在」を目指して”
ひろげる / 関連部門
S.Yumiyama
事業開発部
2021年入社
文化情報学部 文化情報学科卒


入社を決めた理由
関西に貢献できる仕事と、社員の温かさに魅力を感じて。

大切にしている信念
相手の立場になって
考えること。
現在の仕事内容を教えてください。
不動産賃貸事業と地域連携イベントの企画や運営を担当しています
事業開発部では、パーキングエリアでの収益事業や阪神高速の高架下の利活用事業、道路マネジメント事業、新規事業開発など、多種多様な関連事業を展開しており、その中でも私は、当社の資産として保有する遊休地の活用や賃貸マンションの企画・管理などの不動産賃貸事業を担当しています。具体的には、賃貸マンションの運営管理を委託している不動産会社との調整業務や、価値向上を目的に保有する不動産のより良い利活用方法の検討などを行っており、さらに地域連携施策としてパーキングエリアを活用した沿道地域の観光や商工、地元店舗の魅力を広げるための共催イベントの企画・運営なども担当しています。また、当社の将来を担う新たな事業の柱を創り上げていくために、既存領域の事業だけでなく、新たな事業展開に向けた挑戦も重要な仕事です。

これまでで印象に残っていることは?
泉大津パーキングエリア11階展望ルームの利活用施策です

4号湾岸線 泉大津パーキングエリア(海側)の11階展望ルームの利活用施策として、ドライブの疲れをリフレッシュしながら楽しんでいただける空間となるよう、スイーツ・お土産品を購入できる自動販売機の導入やキッズスペース・図書コーナーの設置など、新たな取り組みに企画段階から携わりました。展望ルームのご意見やご感想をいただくために設置した手書きのノートは、当初は図書コーナーの本の感想を記入されるお客さまが多かったのですが、次第に日記のような形で書かれることが増え、現在では泉大津パーキングエリア全体の感想や要望も含めた自由な形に変化してきました。ノートには「これから仕事をする者にとって、“ちょっと一息ついて、さあ!これから頑張ろう!”という気持ちにさせてもらえます。」といったお声も書かれており、自分の仕事を通じてお客さまの一日が少しでも明るく前向きなものになったということを知り、とても励みになりました。

この仕事の魅力は何だと思いますか?
新たな事業をつくりながら、多様な視点で成長できること

当社には本当に数多くの仕事があります。 最初に配属された経理部契約課では、社内規程やマニュアルなどの中から根拠となる答えを導き出し、それに基づいて慎重に判断していく業務が多く、正確な手続きをすることが求められました。一方で、現在の事業開発部では、過去の実績やデータを参考にしつつも、自由な発想でお客さまや社会のニーズに合わせた柔軟な判断をする機会が多々あります。新たに0から1を生み出す企画を立案する機会も多く、高速道路事業とは異なる視点で仕事に取り組むことができます。毎日が学びの連続で、様々な経験を積みながら成長できる環境が整っており、若手のうちに多様な業務に関わることができる点が魅力だと思います。

入社してから、一番成長したと感じることは何ですか?
丁寧なコミュニケーションによる信頼関係構築と課題に立ち向かう解決力です
過去に、他部署との連携不足で私が想定していたものとは違った結果になってしまったことがありました。忙しい時期ということもあり、早急に解決する必要がありましたが、周りの先輩や担当の異なる方から「どうしたの?」と声をかけていただき、一緒に解決策を考えてくれたおかげで大事に至らずに済みました。この経験から、余裕を持って事前調整を進めることや、メールだけでなく電話で直接確認するなど、丁寧なコミュニケーションが大切だと実感し、現在では常に意識して業務に取り組むようになりました。一方で、自分の伝えたいことを端的に説明することは課題だと感じています。上司に説明する時や、想定していない質問をされた際に、うまく説明できないことが多いので、分からないことを曖昧にせず、調べて理解し自分なりに要点を掴んでおくことで、自信をもって説明ができる準備をしておくことを心掛けています。
職場の雰囲気はいかがですか?
まずは肯定的に受け入れてくれる風土があります
打合せや会議による日常的なコミュニケーションを丁寧にとっているため、困ったことや分からないことがあれば相談しやすい環境です。私の職場ではどんな意見があっても、まずは肯定的に受け入れてくれる風土があります。また、家庭で急な用事が発生した際にも「気にせず行ってらっしゃい」と、協力的に家庭を優先するよう配慮してくれる方が多いと感じています。新しい取り組みやマニュアルの変更がある際には、実際に現場で業務を担う社員の意見をしっかりと汲み取ってくれるなど、何事もみんなで進めていく雰囲気があり、働きやすさを実感しています。


大切にしている「当たり前」な習慣やルールはありますか?
相手の立場で考えて、伝える
契約課で担当した契約に関わる業務では、他部署との調整が多く、年齢や役職を問わず、多くの関係者に資料の修正などをお願いすることがありました。一度に多くの修正を依頼することもあるので、理由を添えて分かりやすく伝えることはもちろんですが、相手がどう感じるかを考え、電話や席まで声掛けに行くなどの直接コミュニケーションをとることで、皆さんが気持ちよく対応していただけるように心掛けています。こういった一つひとつの気づかいが、スムーズな調整に繋がると思っています。

阪神高速でこれからどのような「当たり前」を描いていきたいですか?
「この人がいると安心」頼れる存在を目指して
契約課では、他部署の作成した資料を1文字の誤字脱字まで細かくチェックすることが多く、「弓山さんのおかげでミスが防げたよ」と感謝の言葉をいただいた時は、とても嬉しかったことを覚えています。ジョブローテーションの中で未経験の業務を担当することもありますが、その際、知識や経験が豊富な方の存在はとても頼もしく感じ、私もそんな頼れる存在になりたいと思っています。説明や人前で話すことには苦手意識もありますが、この課題を乗り越えて、「この人がいると安心」と思ってもらえるような存在を目指し、日々精進していきたいです。




入社後の経歴
※部署名は当時のものです。
ささえる
ささえる
経理部 契約課(2021)
ひろげる
ひろげる
現在
事業開発部(2023)
ある日の1日
9:00
9:00
出社(1日のスケジュールやメールの確認)
9:30
9:30
11階展望ルームの利用状況などの現地確認のため、4号湾岸線 泉大津パーキングエリアへ
12:00
12:00
同期と昼食
13:00
13:00
運営している賃貸マンションに関する不動産会社との打合せ及び社内説明資料の作成
16:00
16:00
パーキングエリアでの共催イベントに関する沿道の自治体との打ち合わせ
17:30
17:30
翌日のスケジュールを確認し、退社
その他インタビュー
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担当者一同、
皆様のエントリーをお待ちしています
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