
CAREER INTERVIEW 05
“人との繋がりを大切に”
かんがえる / 共通部門
T.Yamamoto
神戸管理・保全部
交通課
課長代理
2009年入社
経済学部 経済学科卒


入社を決めた理由
仕事を通して社会貢献が実感しやすい会社で働いてみたかったから。

大切にしている信念
何かをしてもらったら必ず感謝を伝えること。
話をするときは聴く人の立場を意識すること。
当たり前のように日々仕事ができることに感謝すること。

現在の仕事内容を教えてください。
お客さまに安全・安心・快適に阪神高速をご利用いただくため、グループ会社と連携した交通管理業務を行っています
阪神高速では、お客さまに安全・安心・快適にご利用いただくため、グループ会社である阪神高速パトロール株式会社と連携・協力して「交通管理業務」を行っています。この業務では、パトロールカーによる道路巡回、交通管制室からの監視・連絡指示、事故や故障車に対するレッカー業務など現場の交通安全全般にわたる業務を担っています。現在私が所属している神戸管理・保全部交通課は、兵庫地区の交通管理業務が日々問題なく実施されているか監督したり、業務をより円滑に行うために現場の声をヒアリングし、その内容に応じて社内の他部署(例えば工事部署)と調整を行うなど、必要な環境整備を行っています。また、お客さまと関わる部分では、道路情報板や高速道路上のラジオ(路側ラジオ)を用いた工事情報・通行規制情報などの広報や、パーキングエリアなどにお越しのお客さまに対して交通安全を啓発するキャンペーンを実施しています。
今までの経験はご自身の希望によるものですか?
配属された部署が自身にとって最適だと考えています
これまでのキャリアの中で自身が希望したとおりの配属はあまりありません。一方で、望んでいなかった配属というのもあまりありません。希望は伝えることができますが、あくまでも組織全体でジョブローテーションを行っているので、配属された部署が自身にとって最適な配置なのだと考えるようにしています。結果として、自身では配属されると想像もしていなかった部署で経験した業務が意外と楽しかったり、役に立ったなと今となって思うこともありますので、それもジョブローテーションの魅力ではないかと思います。


これまでのキャリアは今の仕事にどう繋がっていますか?
多くの人との繋がりが、仕事の財産と力になる
当社の業務の性質上、“自分ひとりで完結できる業務”というのはほぼないのではないかと感じます。他部署への依頼・協力が必要な業務や他部署を巻き込まないとできないものばかりなので、「どの部署がどんな仕事をしているか」を知っていることは重要だと思います。その意味で、これまでの経験や知識はすべて今の業務にも繋がっていると思いますし、様々な人と関わってきて「人を知っていること」も財産だと思っています。また、部署を異動する度に、まったく知らない業務を一から覚える大変さはありますが、前の部署でも、そのまた前の部署でも自分なりに何とか考えながらやってこられたという経験は、自分の中で自信にも繋がっているのではないかと思います。

ジョブローテーションを経験して、どんなことを感じていますか。
新しい業務を経験することで新鮮さを感じ、継続
的に成長を実感できます
幅広い業務が経験できて、仕事に飽きるということが少ないように感じます。また、たくさんの人と関わる機会が多いのも魅力の一つだと感じます。入社して間もない頃は、2~3年の比較的短い周期で未経験の新しい仕事をすることへの不安もありました。一方、今では、この周期で次々と新しい業務を経験することに、定期的に新鮮な気持ちで取り組めるメリットも感じるようになりました。業務や部署が多岐にわたるため、入社から16年経っても、当社の事業全体の半分も理解できていないのではないかと感じています。絞られた分野で専門性を磨くことも大切だと感じる一方で、今後も未経験の部署での経験を通じて、様々な知識が得られるようなキャリアを積んでいきたいと考えています。これからも配属された先で、“自分なりにできることは何か”を考えて取り組んでいくという気持ちを大切にしていきたいです。

これまでで印象に残っていることは?
手続きの効率化が可能になった「広告業務の包括契約」です
CS推進・広報部広報課で「広告業務の包括契約」に携わったことです。これまでの広告業務では、複数の部署で広告が必要になるたびに、各部署が広告会社などに対して企画提案型の契約手続きを行っていました。そのため、書類の準備や社内の委員会の実施、プレゼンによる事業者の決定、契約内容の調整などといった各種手続きを部署ごとで行うための労力が必要でした。包括契約では、新たに契約制度を定め、一定範囲の部署の広告業務をまとめて実施いただく事業者1社を選定する形式としたことで、複数部署が行っていた契約手続きを集約することができました。そのことで、他部署の方から「業務が効率的になった」との声をもらったことや、新たに契約制度を作っていく中で多くの部署の方に様々なことを教えてもらったことがとてもありがたかったので、今でも印象に残っています。
この仕事の魅力は何ですか?
大所帯ではないからこそ、どの部署にも知っている顔がいる安心感
会社全体の人数も部署ごとの人数もそうですが、それほど大所帯ではないのが魅力的だと思います。2年ほど一緒に仕事をしていると、同じ部署の社員だけでなく、仕事を共にする他部署の方とも日常的に交流する機会が増え、自然と親しくなっていきます。この人との繋がりこそが、当社の大きな魅力だと感じています。ジョブローテーションを繰り返すことで、今ではどこの部署に顔を出しても知っている社員がいるので、経験を積むほど仕事がやりやすくなっています。こうした人間関係のおかげで、自分のお願いを快く受け入れてもらえたり、逆に自分がしたことに対して「ありがとう」と感謝の言葉をかけてもらえることが、私のモチベーションに繋がっています。また、以前同じ部署で働いていた方から宴席に誘っていただくことがあり、部署を離れた今でも個人的なお付き合いが続いていることも、人との繋がりがあってこその魅力だと思います。


キャリアを積む中で描いている(つくっている)「当たり前」とは?
お客さまの「当たり前」を実現するのが当社の役割
「阪神高速を安全・安心・快適に走行することができる」というお客さまにとっての当たり前を実現することが当社の役割だと思います。それは、一部の部署が突出して成果を出せば実現できるものではないと思いますし、様々な部署の取り組みが上手く進んで、はじめて実現できるものだと思います。そのために、自身が心掛けていきたい当たり前は、どの部署の誰からいただいた話であっても、できる限り否定をせず一旦受け止めて、自分なりに誠実に応えることが大事ではないかと思います。まだまだ実行できていない場面もたくさんありますが、引き続き、頑張っていきたいです。





入社後の経歴
※部署名は当時のものです。
かんがえる
かんがえる
神戸管理部 交通グループ(2009)
ささえる
ささえる
神戸管理部 総務課(2010)
かんがえる
かんがえる
計画部 企画課(2011)
ひろげる
ひろげる
事業開発部(2013)
出向
出向
独立行政法人 日本高速道路保有・債務返済機構(2016)
ささえる
ささえる
総務人事部 総務・法務課(兼)防災・危機管理室(2018)
ささえる
ささえる
CS推進・広報部 広報課 主任(2020)
かんがえる
かんがえる
現在
神戸管理・保全部 交通課 課長代理(2023)