CAREER INTERVIEW 04

“チャレンジできる!”

かんがえる / 共通部門

Y.Iwasato

計画部 調査課
課長代理

2006年入社

理工学部 社会環境工学科卒

入社を決めた理由

入社を決めた理由

大学で学んだ土木工学を活かせる。
物流を支える重要なインフラを管理している。

大切にしている信念

大切にしている信念

まずはやってみる。
やりはじめたら、できる範囲を見極めて役割を果たす。

現在の仕事内容を教えてください。

将来の交通量予測や自動運転の実現に向けた検討を担当しています

計画部調査課では、交通量の将来推計や現況分析などを実施しています。その中でも、私は将来の交通量予測を担当しており、様々な条件や各種施策の影響などを考慮して予測値を算出しています。予測値は、当社の将来的な収入の見込みや今後の新しい事業・施策の検討に活用されています。また、大阪・関西万博に向けて、会場へのシャトルバスアクセスルートにおける自動運転を実現するために道路側から車両側へ行う情報提供の検討も担当しています。具体的には、自動運転車両が安全かつ効果的に運行できるための設備設置や現場対応について、バス会社と調整を行い、道路インフラの整備や通信技術の活用など、自動運転バスがスムーズに運行できるように準備を進めています。他部署との連携が必要となる場面も多く、一つの目標に向けて全社一丸となって協力しながら取り組んでいます。

これまでのキャリアは今の仕事にどう繋がっていますか?

ジョブローテーションを通じた幅広い経験が今の仕事に活かされています

現部署である調査課への配属は、2008年に続いて2度目になります。1度目は入社3年目ということもあり、がむしゃらに目の前の業務に取り組んでいましたが、現在では役職も変わり、同じ課のメンバーやプロジェクトをマネジメントする立場で関わっているため、当時とは見える景色が違っています。ジョブローテーションの中で、つくる部門やまもる部門も経験してきましたが、私はかんがえる部門、その中でも交通分野に関する業務の経験が一番長く、キャリアの軸になっています。入社時は交通分野を担当する部署への配属を希望していた訳ではありませんでしたが、交通に関する業務を経験し、その難しさやおもしろさを知って以来、希望を出すようにしています。ただ、交通分野の経験だけでは、現場特有の業務の進め方や調整の仕方は分からなかったと思います。これまでのジョブローテーションを通して得た、現場や企画・調整部署での幅広い経験が今の業務に活かされています。今後も交通関係の部署を軸としつつ、知識や経験を広げるためにも他分野の経験を積み重ねてキャリアの幅を広げていきたいです。

仕事をする上で、大切にしていることは?

まず積極的に取り組んでみる。やってみないと始まらない。

何事もまず積極的に取り組んでみるようにしています。取り組みながら、気づきを得て新しい場面に進んでいくこともありますし、そこから自分の役割を見極め、結果が出せればいいのではないかと思っています。“やってみないと始まらない”という思いで、まず行動に移すことを心掛けています。

これまでで印象に残っていることは?

事故リスクを定量化し、スマホナビでお客さまへ
提供できるようにしました

事故リスクを計算した結果をナビゲーションで伝えるという研究を行ったことが印象に残っています。従来のナビは料金や時間をベースに経路を案内しますが、この研究では、普段は考慮されない事故の起こりやすさを事故リスクとして定量化し、それをナビゲーションシステムに反映させるというものでした。事故リスクを利用料金や走行時間と比較してどの程度重視するかを検証し、ナビゲーションの実際のルートに反映させ、お客さまにより安全なルートを選んでいただくという内容になります。実現にあたっては、研究課題に対する大学の先生方との検討や多くの事業者との調整を経験することができました。交通分野では、人を相手に研究や調査を進めるため、なかなか一様にはいかず、絶対的な答えを見つけることは難しいです。個人の行動にはばらつきがあり、交通安全に関する解決策でもはっきりした答えがない場合が多いですが、私はそこに面白さを感じており、この不確定性と向き合いながら研究を進めたことが、今でも印象に残っています。

日々の業務でどのようなことがモチベーションの源になっていますか?

小さな進捗にも目を向けて、達成感を感じること

高速道路事業の研究では、目に見える成果をすぐに出すことが難しく、10年以上前に始めたテーマの研究が今も続いているものもあります。そんな中でも、これまで検討してきた項目の小さな進捗に目を向け、ここまで出来たという達成感を感じられることが、今後の研究のモチベーションの源になっています。少しずつではありますが、着実に、長期的なプロジェクトや研究を推進するようにしています。

キャリアを積む中で描いている(つくっている)「当たり前」とは?

どの仕事でも「安全・安心な高速道路を支える」とい
う意識を持って取り組む

当社では、どの部署においても「安全・安心な高速道路を支える」という意識を持って仕事をしているという点では共通しています。自分が担う業務によって、その「当たり前」の形は様々かと思いますが、かんがえる部門の中でも交通分野に関する部署では、快適に高速道路が使えるための渋滞対策や新たな施策の検討、つくる部門の部署では、安全・安心に使っていただける高速道路を新しく建設するための調整や設計、まもる部門の部署では、構造物をより良い状態で維持できるような設計や施工など、どの部門であっても「安全・安心な高速道路を支える」という共通の目標に向かって、いろんな角度や立場で各々の役割を果たしています。

メッセージをお願いします

若手のうちからチャレンジできる風土があります

当社の大きな魅力は、若手のうちから様々なチャレンジができる環境であるという点です。それほど大きい組織ではないため、若手であっても大きな仕事を任せてもらえたり、挑戦することを応援する風土があります。私も以前、「事故リスクを定量化したスマホナビのプロジェクト」を主体的に任されて、自分の力を発揮できる場を与えていただきました。責任ある仕事をしながら成長できる環境が整っているので、やりがいを感じながら業務に取り組むことができます。責任感を持って新しいことに挑戦したいという思いがある方にとって、当社は非常に魅力的な職場だと思います。

Y.Iwasato

Y.Iwasato

計画部 調査課
課長代理

入社後の経歴

※部署名は当時のものです。

つくる

つくる

京都建設部 調査設計グループ(2006)

かんがえる

かんがえる

計画部 調査グループ(2008)

つくる

つくる

堺建設部 松原ジャンクション建設事務所(2010)

まもる

まもる

大阪管理部 保全計画課(2012)

かんがえる

かんがえる

保全交通部 交通企画課(2015)

出向

出向

国土交通省 国土技術政策総合研究所(2018)

まもる

まもる

大阪保全部 保全事業課 主任(2020)

まもる

まもる

管理企画部 保全技術課(兼)DX戦略本部 課長代理(2022)

かんがえる

かんがえる

現在

計画部 調査課 課長代理(2023)

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