
CAREER INTERVIEW 01
“環境の変化に対応する”
ささえる / コーポレート部門
M.Nishio
総務人事部 人事課 DE&I・人材育成担当課長
2000年入社
経済学部 経済学科卒


入社を決めた理由
インフラを通じて関西の街づくりに貢献できる仕事であること。出産後も女性が働き続けられる会社であること。

大切にしている信念
切磋琢磨を楽しむ。

現在の仕事内容を教えてください。
多様な能力を最大限に発揮して、いきいきと活躍できる職場環境を構築しています
DE&I(ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン)の推進と人材育成を担当しています。DE&I、人材育成は当社のサステナビリティ経営課題の一つであり、社員一人ひとりの多様な能力を最大限に発揮して、いきいきと活躍できる職場環境を構築するための取り組みを推進しています。具体的には、DE&Iに対する意識醸成のためのセミナーや広報活動、各種推進施策の企画立案を行っています。また、人材育成については、人材育成方針の立案や各種研修の企画運営を行っています。
これまでのキャリアは今の仕事にどう繋がっていますか?
積極的に業務経験を積む中で、自分の適性とやりたい仕事が見えてきた
若手の時は配属先への強い希望がなく、与えられたポジションを積極的に取り組むことで自分の適性とやりたい仕事が見えてきたようなところがあります。私自身は幅広い分野を経験していますが、特定の分野において現場での実務と本社での企画調整を行き来しながら専門性を極めている社員もいます。業務経験を通じて視野を広げていく中で、社会から何が求められているのか、当社はどういう役割が果たせるのかといった視点で物事を考えることができるようになりました。その視点は今の仕事でとても重要な要素であり、経営の最重要資本である「人」が成長するための人材育成の企画立案や研修の運営を行うとともに、個々の「人」をどのように結束させれば社会から求められる組織になれるのかという点でDE&Iの推進に取り組んでいます。


これまでで印象に残っていることは?
グループ経営戦略を策定したプロジェクトです
グループ会社設立の目的やあゆみを整理したうえで、グループ会社やその監督部門ごとにプロジェクトチームを立ち上げ、課題と対応方針を議論した結果を戦略として立案し、経営層の意思決定を経て策定しました。グループ会社が担う各業務(保全・交通・料金収受・支援業務・関連事業)の将来性を議論することで視野が広がり、経営層の考え方に接することで視座を高めることができました。また、プロジェクトチームを通じて多くのキーパーソンを知り、社内人脈を形成できたことは自分の財産形成に繋がりました。

社風を教えてください。
アットホームだからこそ、機動性のあるチームだと感じています
事業エリアが限定されていて、社員数もそれほど多くなく、高速道路事業を中心とした会社であることも影響していると思いますが、社員同士の距離が近く、アットホームな雰囲気であるとよく言われます。業務や全社横断的なプロジェクトチームへの参画を通じて知り合いになる機会もあるので、他部署のことでわからないことがあっても、知り合いを頼って聞きに行くこともよくありますし、部や課の中でもすぐ集まって意見交換してはアイデアを生み出すといった、機動性あるチームビルディングができているなと感じています。
日々の業務でどのようなことがモチベーションの源になっていますか?
小さな「いいね!」が、大きなモチベーションに
仕事の中で周りの行動や発言を丁寧にキャッチして、良いものは「良い」とその場で伝えることは大事なことです。例えば、上司との会話で、私自身が背中を押してもらうとやる気が湧くと感じているので、周りの人に対しても同じようにしたいと考えています。仕事の中で小さなことでも「いいね!」と認められたり、フィードバックや感想をもらったりすることで自己肯定でき、次なる改良に繋げようと思えるので、モチベーションが上がります。


キャリアを積む中で描いている(つくっている)「当たり前」とは?
「当たり前」は現状維持ではなく、「変革」そのもの
環境の変化が大きい昨今、「当たり前」であるためには不断の努力が必要だと感じます。道路構造物の老朽化に対して、新たな技術を取り入れながら、保全を徹底して変わらない安全を提供していく。人口減少に伴う人材確保に対しては、DXによる省力化・効率化を実現しつつ、社員が働きやすい職場環境を整備することで、お客さまに変わらないサービスレベルを提供できる経営基盤を構築する。「当たり前」は決して現状維持ではなく、環境の変化に対応するために、多様な価値観を結集し新たな価値を創造していく「変革」そのものではないかと思います。

その「当たり前」を実現するために、具体的にどのような取り組みをしていますか?
一人ひとりが自分で考え、行動できるプロフェッショナルな人材を育てる
「当たり前」であるための「変革」を実現するためには、既存の概念に捉われず、スピーディーに行動できるための積極性と周りを巻き込んで難題に取り組むことのできる「プロフェッショナルな人材」の育成が必要です。現業務として「プロフェッショナルな人材」を育成するための基本方針を策定し、研修や社内広報の機会を活用して全社員に意識を醸成していく取り組みを行いつつ、管理職としてもメンバーが自立的に取り組み、達成感が得られるようなサポートに心掛けています。それがいわゆる「当たり前」に繋がっていくのかなと思います。





入社後の経歴
※部署名は当時のものです。
まもる
まもる
大阪管理部 道路管理課(2000)
ささえる
ささえる
神戸管理部 経理課(2002)
つくる
つくる
京都建設部 用地課(2003)
つくる
つくる
用地部 監理課(2004)
ひろげる
ひろげる
関連事業室 関連事業第二グループ(2006)
育児休業
ささえる
ささえる
経営企画部 広報課 主任(2012)
まもる
まもる
営業部 営業企画課(兼)総務人事部 防災・危機管理室 主任(2014)
ささえる
ささえる
経営企画部 グループ経営推進課 課長代理(2017)
ささえる
ささえる
総務人事部 総務・法務課(兼)働き方改革推進室 課長代理(2020)
まもる
まもる
営業部 道路管理課 課長代理(2023)
ささえる
ささえる
現在
総務人事部 人事課 担当課長(2024)