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阪神高速 ショートストーリー

第25話 お客さま満足(CS)の実現に向けて

お客さまと一緒に考え、実践していく

                                                 CS向上への取り組み事例

3号神戸線中之島西出口付近の本線上に
乗継先と乗継券発行所の案内を表示しました。

 阪神高速グループでは、お客さまから寄せられたご意見ご要望をグループ会社全体で共有し、対策を検討して、改善に結び付けていくための取り組みを進めている。
 「お客さまから寄せられる声に耳を傾けて、より良い道路に改善すること」、それが阪神高速道路のCS(お客さま満足)活動の基本である。
 お客さまの声、要望等を伺うために設けている「窓口」は、①コミュニケーターが応対する〈お客さまセンター〉、②有人パーキングエリアに常設するご意見箱の〈グリーンポスト〉、そして、③ホームページ中の〈お問合せフォーム〉、の3つである。
 寄せられたご意見ご要望について、毎月1回、グループ各社の担当者が出席する「サービス向上連絡会議」で議論し、改善・改良が可能なものについては極力すみやかに実施していくこととしている。

3号神戸線海老江JCT手前の2号淀川左岸線に
繋がる左側車線に路面標示案内を追加しました。

 お客さまの声を反映した改善事例については、ホームページやパーキングエリア掲示板で公開しているほか、連絡会議やお客さまセンターのスタッフにも周知して、CS活動に係わっているスタッフ全員が最後まで情報を共有できるように努めている。
 一方、具体的な改善要望や意見、問合せが一時的に増えるときがある。ひとつは、新しいJCTなどが開通した時である。出入口への誘導標識・看板が慣れないために分かりづらい、標識位置の変更、路面標示の改善等の要望・意見が多い。もうひとつは、料金改定時で、問合せ件数が増える。
 標識などの具体的な施設・設備の改善例は、右に実例写真を使用して挙げる。

PAの多機能トイレで左右両方から
トイレットペーパーがとれるようになりました。

 なお、CSの総合的な実現を図ることを目的として〈阪神高速道路CS向上懇談会〉が設置されている。
 この懇談会は、年2回開催される。外部有識者(JAFやサービス関連企業など)を迎えて、それぞれの専門的立場からのアドバイスを受けるほか、前年度のCS活動の成果報告、次年度の取り組み目標の発表、さらに、毎年CS向上に資する取り組み事例から優秀な活動を選んで表彰している。

お客さま満足度調査を実施

 上記のような、CS向上への一連の対応システムのほかに「お客さま満足度調査」というアンケート調査も、毎年秋に行っている。この調査は、阪神高速民営化の翌年、平成18(2006)年から始めたもので、社員がパーキングエリアで直接お客さまから聞き取りをしたり、同時期に本線料金所や郵送でのアンケート配布や、インターネットで収集した意見を合わせて集計している。
 利用時の感想として、「走りやすさ、安全性、快適性」「料金所の通りやすさ、スタッフ対応」「料金、割引制度」「PAの使いやすさ」などについて、5段階評価で回答を得ており、阪神高速に対するお客さまイメージを知ることができ、CS向上活動において貴重な資料となっている。 

(2014.9.12掲載)

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