う回ルートのご案内Bluetooth通信及びWi-Fiパケットセンサー計測におけるプライバシーポリシー

阪神高速道路株式会社(以下「阪神高速」といいます)では、Bluetooth通信及びWi-Fiパケットセンサーに関する計測等(以下「計測」といいます)にあたり収集した情報の処理と取扱いに関して、以下のプライバシーポリシーを定め運用します。

1.MACアドレスの収集の目的と取扱い

阪神高速道路の所要時間情報は、道路上に設置された車両検知器データをもとに情報提供しています。これに加えて、今回の3号神戸線フレッシュアップ工事(以下「フレッシュアップ工事」といいます)期間中は、一般道路を介した迂回ルートの所要時間について情報提供することを試験的に実施します。このため、車両検知器が設置されていない一般道路の所要時間については、Bluetooth通信及びWi-Fiパケットセンサーによる計測を行います。この計測では、計測エリア周辺において、お客さまがお持ちのカーナビゲーションシステムやスマートフォン等から発するBluetoothデータ及びWi-Fiデータに含まれる端末情報(MACアドレス)を受信し、それを匿名化(Anonymous MAC Address、以下「A-MACアドレス」といいます)して記録します。A-MACアドレスには個人の名前やメールアドレスなどの個人を特定する情報や個人間の通信内容は含まれませんが、複数の情報を組み合わせることにより個人の追跡が行われるリスクがあることから、阪神高速ではA-MACアドレスについて個人情報に準じた形で取扱います。

A-MACアドレスの収集にあたっては、収集するセンサー機器を配置するエリア及びその近くに、計測を行っていることを告知する掲示物を配置します。またウェブサイトやその他の広報手段を用いて、計測の実施に関する告知を行います。

2.A-MACアドレスの利用

A-MACアドレスの利用は、フレッシュアップ工事期間中の適切な迂回誘導を図るため、一般道路を介した迂回ルートの所要時間を計測することを目的とし、このプライバシーポリシーに準拠して実施します。また、計測の目的達成のため、当該業務の委託を受けた業者(以下、「委託業者」といいます)に情報を提供することがあります。この場合についても、委託業者は、A-MACアドレスを所要時間計測の目的のみに使用し、その委託範囲を超えて利用することはありません。

3.収集したA-MACアドレスの管理と保管

阪神高速では、収集したA-MACアドレスを適切に管理するため、社内体制を整備して、外部への流出防止、情報の紛失、破壊、改ざんの危険や外部からの不正なアクセス等の危険に対し、必要かつ適切な安全管理措置を講じます。さらに、収集したA-MACアドレスは、フレッシュアップ工事後、計測のために必要な分析が終了した時点で消去し、流出防止に努めます。 また、阪神高速が業務を委託する場合、阪神高速は、委託業者がA-MACアドレスに関して阪神高速と同等の安全管理措置を講じられるよう必要かつ適切な監督を行います。

4.お客さまからの申し出によるA-MACアドレスの消去

計測の実施にあたっては、お客さまがお持ちのカーナビゲーションシステムやスマートフォン等のBluetooth及びWi-Fi機能をオフにすることで、計測を回避できることを明示するほか、お客さまが計測された可能性のあるA-MACアドレスの消去を希望する場合は、お客さまからの申し出を受けて当該データを消去する方法を準備します。ただし保存期間を越えた等の理由によりA-MACアドレスの消去処理が行われた等、既にA-MACアドレスの消去が不可能となった場合はこの限りではありません。

5.収集したA-MACアドレスの第三者への提供と安全対策

阪神高速は、収集したA-MACアドレスを、お客さまご本人の同意なく、第三者に提供いたしません。ただし、阪神高速が従うべき法律に基づきA-MACアドレスの開示を請求された場合(裁判所、検察庁、警察などの機関から開示を請求された場合など)、阪神高速は、お客さまご本人の同意なく、利用目的以外の目的のために第三者に提供する場合があります。

6.取扱いの改善・改良

A-MACアドレスの取扱いについては、適宜その改善に努めてまいります。

以上