オーバー・ザ・ブリッジ工法
橋の上で完結する撤去作業
交通影響を最小限に抑える技術
「オーバー・ザ・ブリッジ工法」は、撤去対象の橋梁上に仮設橋桁を架設し、その上に移動式作業足場やクレーン設備、運搬台車を設置することで、橋梁をブロック状に切り出して搬出する工程を、直下の街路交通を妨げることなく空中で完結させる施工手法です。
都市部の交通量が多い現場で有効で、14号松原線・喜連瓜破付近の橋梁架替えでは、約2年半の通行止め期間中に高所での精密作業と夜間施工を重ね、2024年12月に安全かつ円滑な通行再開を実現しました。

仮設橋桁