





工事について
阪神高速 3号神戸線(湊川~京橋)終日通行止めによるリニューアル工事の実施について
阪神高速では、安全・安心・快適を未来につなげるため、阪神高速道路の長寿命化に向けた「阪神高速リニューアルプロジェクト」に取り組んでいます。今回、その一環として、3号神戸線(湊川~京橋)の上下線で終日通行止めによるリニューアル工事を実施します。
阪神高速道路をご利用されるお客さま、沿道にお住まいの皆さま及び関係者の皆さまには、ご迷惑、ご不便をおかけいたします。ご迷惑などを最小限とするよう取り組んでまいりますが、阪神高速道路及び周辺道路の混雑が予想されることから、お車のご利用をお控えいただくか、う回ルートのご利用、ご利用時間帯の変更をご検討いただきますよう、ご理解とご協力をお願いいたします。
通行止めの期間中は、「3号神戸線(湊川~京橋)リニューアル工事専用Webサイト」(本サイト)を用いて、通行止めの詳細情報や交通影響予測などをご提供いたしますので、是非ご覧ください。
通行止めの期間
2019年5月24日(金)午前4時 ~ 2019年6月3日(月)午前6時
※京橋パーキングエリアについては、2019年5月24日(金)午前3時に閉鎖
通行止めの区間
■ 阪神高速 3号神戸線(湊川~京橋)の上下線 約6.3km
<上り線出入口>
・出口:京橋東行出口、柳原東行出口
・入口:柳原東行入口、湊川東行入口
<下り線出入口>
・出口:柳原西行出口、湊川西行出口
・入口:京橋西行入口、柳原西行入口
<パーキングエリア>
・京橋パーキングエリア
■ 阪神高速 31号神戸山手線(神戸長田~湊川)の上下線 約0.9km

はじめに
3号神戸線(湊川~京橋)は、開通後約50年が経過し、老朽化により鉄筋コンクリート床版(RC床版)や鋼床版の劣化が進んでいる状況にあります。また、前回の2009年度のフレッシュアップ工事から10年が経過し、舗装の損傷(ポットホール(穴ぼこ)など)やジョイント(橋梁の継ぎ目)の損傷(浮きなど)が多く発生しており、車線規制工事による緊急工事のたびにお客さまにご迷惑をおかけしていました。
そこで、安全・安心・快適を未来につなげるため、3号神戸線(湊川~京橋)で終日通行止めによるリニューアル工事を実施します。本工事では、RC床版及び鋼床版の長寿命化対策として高性能床版防水及びSFRC舗装を実施するとともに、舗装やジョイントの補修などを行います。
※工事の詳細な内容はコチラの12ページ以降をご覧ください。
阪神高速道路をご利用されるお客さまをはじめ、沿道にお住まいの皆さま及び関係者の皆さまには、ご迷惑、ご不便をおかけすることとなりますが、安全性、走行性のさらなる向上に向け、全力をあげて取り組んでまいります。しかしながら、阪神高速道路及び周辺道路の混雑が予想されることから、お車のご利用をお控えいただくか、う回ルートのご利用、ご利用時間帯の変更をご検討いただきますよう、ご理解とご協力をお願いいたします。


※上記はイメージです。実際に走行される日時や交通状況によりイメージと異なる場合がございますので、交通事情を確認の上、ご利用ください。
どうして「リニューアル工事」が必要なの?


今回の「リニューアル工事」で何が変わるの?
安全・安心・快適な道路サービスを提供し続けるために、
阪神高速3号神戸線〈湊川~京橋間〉のリニューアル工事を行います。
コンクリート床版の
高性能床版防水施工
舗装の下にあるコンクリート床版のひび割れなどの劣化に対して、老朽化対策(長寿命化)を目的として高性能床版防水を実施します。


安全性・走行性の
向上のための舗装打ち換え
損傷した舗装を大規模に打ち換えることで安全性・走行性の向上を図ります。また、排水性舗装により雨天時の安全性・視認性の向上や騒音の低減を図ります。

周辺環境の改善のための
ジョイントレス化
走行時の快適性と周辺環境への改善を目的に、損傷したジョイントを新しいジョイントに取り替えると共に、一部のジョイントをなくす工事を行います。


より見やすい案内看板への
取り替え
従来型の標識を、ヘッドライトでも明るく反射する超高輝度標識に取り替えます。この取り替えによって、夜間の視認性向上を図ります。また、京橋パーキングエリアへの誘導をわかりやすくするため、案内標識板のレイアウトを変更します。


う回ルートのご案内
工事期間中のう回(広域)について
リニューアル工事期間中は、3号神戸線などで渋滞が予測されております。お客さまには大変ご不便をおかけしますが、お車のご利用を控えていただくか、北神戸線、山陽道及び中国道などへのう回、もしくはご利用時間帯の変更をご検討いただきますよう、ご理解とご協力をお願いいたします。

工事期間中のう回乗り継ぎルートの設定について


う回乗り継ぎルート〈ETC車・現金車共通〉工事期間中のみ
工事期間中は以下の通常乗り継ぎルートもご利用いただけます。
通常乗り継ぎルート
(1) う回乗り継ぎルートの設定
リニューアル工事期間中は、阪神高速道路および周辺道路の混雑が予想されますので、通常の乗り継ぎルートに加えて工事期間中のみご利用いただけるう回乗り継ぎルートを設定いたします。ルート変更をお願いするなど、ご迷惑をお掛けしますが、何卒ご理解とご協力をお願いいたします。
(2) う回乗り継ぎルートのご利用方法
①ETC 車でご利用のお客さまは、車載器に同一のETC カードを挿入したまま、う回乗り継ぎ先の料金所においてレーンをご利用ください。(阪神高速を連続で利用したものとして実際の通行距離に応じた料金をいただきます。)
②ETC 車以外のお客さまは、料金のお支払い時にお渡しする『領収書/通行証』をう回先の料金所でご提示ください。なお、自動収受機では領収書発行釦を押して、通行証を発行してください。
※一部のう回乗り継ぎルートでは、差額料金をいただく場合がございます。
※リニューアル工事期間中、5号湾岸線の住吉浜出口乗継券発行所での乗継券の発行は行いません。
③各う回ルートご利用時の有効時間は『4時間』です。
※通常乗り継ぎルートについても、工事期間中のみ有効時間を『4時間』とします。
(3) う回乗り継ぎルートご利用に伴う注意点
■ 環境ロードプライシングの適用
環境ロードプライシングは、「3号神戸線の摩耶から西長堀までの区間の一部または全部を通行していないこと」が適用の条件となります。このため、3号神戸線(摩耶から西長堀までの区間の一部または全部)をう回乗り継ぎルートとしてご利用された場合は、環境ロードプライシングによる割引が適用されません。ご注意をお願いいたします。
(4) その他
32号新神戸トンネルは、危険物積載車両の通行の禁止又は制限を実施しているトンネルです。ご注意をお願いいたします。
工事進捗情報
工事の状況等をご報告します。進捗状況はこちら
よくあるご質問
Q1. リニューアル工事とは何ですか?
A1. 阪神高速は、全体の約6割が開通から30年以上経過しています。また、交通量は1日70万台におよび、大型車両の混入比率も高く、構造物の老朽化や劣化対策は急務であります。そうした中で高速道路の健全性を永続的に確保し、高速道路ネットワークの機能を将来にわたり維持していくために抜本的な対策が必要です。その大きな柱として「高速道路リニューアルプロジェクト」に取り組んでおり、その一環の工事を「リニューアル工事」と呼んでいます。
Q2. 今までのフレッシュアップ工事と何が違うのですか?
A2. フレッシュアップ工事は、舗装補修や標識補修など、『見える場所』を補修する工事を言います。一方、リニューアル工事とは、工事の中に締めるリニューアル事業(大規模更新・修繕事業)の割合が大きく、土木構造物本体を抜本的に更新、あるいは補強するもので、老朽化した橋梁の取り替え、床版の打替え、及び鋼桁・鋼床版の補強等を行います。
Q3. この路線(区間)を選んだのはなぜですか?
A3. 神戸線(湊川~京橋)は、2009(平成21)年に実施した大規模補修工事から10年が経過しており、経年劣化による舗装や伸縮継手の損傷が顕在化しています。
特に、鋼床版の溶接部に亀裂が発生しており、大規模修繕事業において早期の着手が必要として選定しました。
Q4. 通行止めがなぜ必要なのですか?
A4. 阪神高速の神戸線では大規模かつ集中的な補修工事を行うため、終日通行止め等による大規模補修工事を、区間を区切って実施してきました。
今年度は2009(平成21)年に大規模補修工事を実施した神戸線(湊川~京橋)において、経年劣化による損傷が著しくなったことなどから、舗装約100,000㎡(設備数量の98%)を更新し、併せて高性能床版防水や鋼床版の耐久性を更に向上させるSFRC舗装による構造物の長寿命化(大規模修繕)を実施します。また、伸縮継手補修136レーン、ジョイントレス化36レーンなどの大規模な工事を計画しています。
これを「通常の補修(車線規制)工事」にて実施すると多くの制約から、休日1日当たり1規制(1工種)しかできなくなってしまい約140日かかってしまいます。しかし、通行止めを行えば10日間という期間で工事を終わらせることができるようになり、お客さまへの負担を軽減できると考えています。
Q5. この時期に工事を実施するのはなぜですか?
A5. リニューアル工事の時期は、
・阪神高速道路の交通量が比較的少ないこと
・品質管理上適当な気温であること
・降雨が比較的少ないこと
等を考慮し、この時期が望ましいと判断いたしました。また、他社の集中工事や大規模なイベント等との重複を避けるよう、周辺地域の各関係者と具体的な日程を調整した上で決定しております。
Q6. 今回の工事に関してどのような広報を行っていますか?
A6. 市民生活、経済活動への影響を最小限にするため、工事期間中は車の利用を極力控えていただき、う回ルートのご利用、ご利用時間帯の変更をお願いするとともに、以下の対策を講じています。
(1)お客様への広報
新聞、ラジオ、テレビ、ポスター、リーフレット、ポケットティッシュ、横断幕、インターネットホームページ(https://www.hanshin-exp.co.jp/renewal/kobe2019/)、インターネット広告等による広報を実施。
(2)関係機関への協力依頼
公共団体等、沿道の皆さま、各協会、運輸関係業界団体への協力依頼。
(3)道路交通への対策
ラジオ等の情報提供、阪神高速道路の交通制御。
(4)案内専用ダイヤルの設置
通行止区間、工事期間中の道路交通情報などの問い合わせに対応する専用窓口を設置。
Q7. 代替ルートはどのように考えていますか?
A7. 通行止め期間中の代替ルートとしては、7号北神戸線、山陽道及び中国道が考えられますが、代替えルートの交通集中を少しでも軽減させるため、横断幕等の広報により渋滞への注意喚起を促し、広域迂回及び交通分散を促進させたいと考えています。
なお、工事期間中は各々渋滞等の発生も予想されるため、お出かけの際は当該区間の交通状況等を事前にご確認いただくようお願いします。併せて、工事期間中は周辺道路の混雑が予想されますので、お車のご利用はできるだけお控えいただき、極力、電車やバス等の公共交通機関のご利用、う回ルートのご利用、ご利用時間帯の変更をお願いします。
Q8. リニューアル工事期間中のう回や乗継はどうなりますか?
A8. リニューアル工事期間中は、通常の乗り継ぎルートに加えて工事期間中のみご利用いただけるう回乗り継ぎルートを設定いたします。詳細は、当ホームページ「う回ルートのご案内」をご確認ください。
交通影響の予測
リニューアル工事期間中は、3号神戸線及び国道2号などで渋滞が予測されております。
沿道にお住まいの皆さま及びお客さまには大変ご不便をおかけしますが、お車のご利用を控えていただくか、7号北神戸線、山陽道及び中国道へのう回をしていただきますよう、ご理解とご協力をお願いいたします。
阪神高速道路・他の高速道路 渋滞予測図(平日)
※下図の数値は、 予測渋滞長(渋滞長 単位km)
※兵庫県域の渋滞のみ記載


路線名 | 渋滞の先頭 | 主な渋滞長 | |
---|---|---|---|
8時台 | 17時台 | ||
5号湾岸線 下り | 住吉浜 | 4.9km | - |
3号神戸線 上り | 湊川 | 3.5km | 12.6km |
3号神戸線 下り | 京橋 | 1.1km | 12.8km |
32号新神戸トンネル 上り | 国道2号 | 3.0km | 5.4km |
31号神戸山手線 上り | 神戸長田 | 1.9km | 4.1km |
山麓バイパス | 生田川 | 3.3km | 1.6km |
工事期間中の主な渋滞予測箇所
※兵庫県域の渋滞のみ記載
一般道路 渋滞予測図(平日)
※下図の数値は、 予測渋滞長(渋滞長 単位:km)
※兵庫県域の渋滞のみ記載


工事期間中の所要時間実績
リニューアル工事期間中は、平常日と比べて、主に工事区間を走行した場合に所要時間が多大となることが想定され、所要時間の予測も難しくなります。
そこで、少しでもお客さまにスムーズに走行いただくために、代表地点間の所要時間実績を経路別に本コンテンツ内で毎日配信致しますので、おでかけ前の参考にご覧ください。(阪神高速公式SNSアカウントでも毎日配信予定)
また、高速道路上の4地点(下図①~④)の情報板では通行時点の所要時間の目安値をご確認いただけますので、実際にご通行される際も併せてご確認ください。
※10分単位丸め値で算出・提供しております
※原則として各日7時~21時までの時間帯での提供となります
※渋滞状況を勘案して、終了時刻を延長する場合もございます
※通行止区間など高速道路を通行できない区間を含む経路は、一般道路の所要時間も加味して算出しております
※これらの所要時間については、お客さまの旅行時間を保証するものではございませんのであらかじめご了承ください





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- 阪神高速お客さまセンター
- 06-6576-1484
平日8:30 ~ 19:00、土日祝・年末年始9:00 ~ 18:00