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障がい者割引制度を悪用してETCレーンを繰り返し通行していた者の摘発について

 11月27日、大阪府警察は、阪神高速道路その他の道路において、障がい者割引制度を悪用して通行していた者3名を、電子計算機使用詐欺の容疑(平成26年9月に逮捕済み)で大阪検察庁に送致したと発表しました。
本件は、容疑者が障がい者手帳を有する親族の名義で情報登録されたETC車載器及びETCカードを用いながら、障がい者本人が運転または同乗のいずれもしていない状態で有料道路を利用することにより、障がい者割引を適用させ、本来支払うべき通行料金を不正に免れる行為を営業目的で繰り返し行っていたものであり、弊社での調査を基に大阪府警察へ通報したことが契機となり逮捕に至ったものです。
なお、同様の手口による逮捕は、阪神高速道路では初めての事例となります。
また、本件の容疑者には、不法に免れた通行料金(通常料金の約半額)に加え、割増金(不法に免れた通行料金の2倍)を請求し、既に全額の支払いを受けております。
阪神高速道路は、お客さまの通行料金により運営されております。不正に通行料金を免れていた容疑者が逮捕されたことは、料金負担の公平性の確保と不正通行の抑止につながるものと考えております。
弊社では、今後も積極的に警察や関係機関と連携し、不正通行者に対しては厳正に対処してまいります。

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