淀川を挟み、車でのアクセスが便利な大山崎と八幡を車でドライブ。
印象派モネの絵画や国指定名勝の庭園など、和洋の文化を堪能するプランです。
- ワンポイントドライブアドバイス
- 京滋バイパス・名神高速・京都縦貫道が交差する大山崎ICは複雑なので要注意。アサヒビール 大山崎山荘美術館には駐車場がないので、JR山崎駅周辺のコインパーキングを利用しよう。石清水八幡宮は、山頂駐車場の台数が少ないため山麓駐車場に駐車してケーブル利用が確実。
京都市中心部からのアクセスが便利な阪神高速8号京都線と京滋バイパスを使い、アサヒビール 大山崎山荘美術館へ向かう。こちらは関西の実業家・加賀正太郎が20年がかりで完成させた山荘で、初代社長が彼と親交があったことから、アサヒビールが美術館として再生。クロード・モネ、河井寛次郎、バーナード・リーチなどの作品を展示している。
アサヒビール 大山崎山荘美術館あさひびーるおおやまざきさんそうびじゅつかん
- 075-957-3123(総合案内)
- 京都府大山崎町銭原5-3
- 入館900円
- 10~17時(入館は~16時30分)
- 月曜(祝日の場合は翌平日)、臨時休館あり
- 周辺駐車場を利用
美術館の隣に位置する宝積寺は、神亀(しんき)元年(724年)に建立された古刹で、数多くの文化財を所有。また、JR山崎駅前の妙喜庵には国宝の茶室「待庵(たいあん)」がある(拝観は要予約)。
宝積寺(宝寺)ほうしゃくじ(たからでら)
- 075-956-0047
- 京都府大山崎町大山崎銭原1
- 拝観400円
- 9時~15時30分
- 無休
- 周辺駐車場を利用
妙喜庵みょうきあん
- 075-956-0103
- 京都府大山崎町大山崎竜光56
- 志納1000円
- 要予約(時間指定不可、午前のみ)※
- 月・水曜、12月下旬~1月中旬
- 周辺駐車場を利用
(※予約は1ヶ月以上前に往復はがきで申込み。複数の候補日を記載。高校生以下は拝観不可)
大山崎から車を走らせ八幡へ。松花堂庭園は約2万2000㎡の広大な庭園で、江戸時代の僧侶・松花堂昭乗(しょうじょう)が晩年過ごした草庵茶室「松花堂」や書院などを見ることができる。ここでのランチはもちろん松花堂弁当4000円〜。高級料亭の「京都吉兆」の味が楽しめる。
松花堂庭園・美術館しょうかどうていえん・びじゅつかん
- 075-981-0010
- 京都府八幡市八幡女郎花43
- 庭園入園400円、美術館入館400円~
- 9~17時(入園・入館は~16時30分)
- 月曜(祝日の場合は翌平日)
- 47台(無料)
京都吉兆 松花堂店きょうときっちょう しょうかどうてん
- 075-971-3311
- 京都府八幡市八幡女郎花43
- 11~20時(15~17時は喫茶メニューのみ)
- 月曜(祝日の場合は翌平日)
- 松花堂庭園・美術館の駐車場利用
食後は日本三大八幡宮の一つである石清水八幡宮へ。麓の駐車場で車を停め、ケーブルカーで景色も楽しみながら到着。厄除け開運、必勝祈願の神社は、静かで厳かな空気に満ちている。体力に自信があれば、帰りはケーブルカーを使わず歩いて下ることにしよう。おみやげは門前名物の走井餅と、今日一日で見た多くの美術品や文化財だ。
石清水八幡宮いわしみずはちまんぐう
- 075-981-3001
- 京都府八幡市八幡高坊30
- 参拝無料
- 6時30分~18時(4月1日~9月30日は5時30分~18時30分、12月31日は~23時、1月1~19日は不定)
- 無休
- 山麓駐車場(70台、500円)に駐車後、男山ケーブル利用で男山山頂駅下車、徒歩5分
やわた 走井餅老舗やわた はしりいもちろうほ
- 075-981-0154
- 京都府八幡市八幡高坊19
- 8~18時(喫茶は17時30分LO)
- 月曜(祝日の場合は翌平日)
- 4台(無料)
本ページは、(株)JTBパブリッシングが発行する月刊定期購読誌「ノジュール」1月号に掲載の記事を元に制作しています。掲載情報は、2016年12月時点のものです。