2023年12月
舗装復旧が完了し、既設上部工の取り替えに向けて工法検討中
立地条件の厳しい狭い敷地にコンパクトな橋脚を設置する必要があり、橋梁の軽量化を目的として扁平な断面構造を採用した結果、床版や桁にき裂が発生しています。
河川をまたぐため橋脚間の距離が長くなるという厳しい条件に加え、道路に挟まれた狭い立地で橋脚を立てるために、通常よりコンパクトな基礎、扁平で軽量な上部工にする必要がありました。
橋梁の軽量化を目的として扁平な断面構造を採用したため上部工が変形しやすい構造になっている事や、増大する大型車交通による繰り返しの負荷に加え、兵庫県南部地震の影響などの複合要因により、鋼床版や鋼桁の各所に疲労き裂が発生しています。