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トンネル天井板の緊急点検結果(速報)について

平成24年12月8日
阪神高速道路株式会社

 阪神高速道路では、中央道笹子トンネル天井板落下事故をふまえ、12月3日より笹子トンネルと類似の吊り天井構造を有する、31号神戸山手線神戸長田トンネルの上下線の一部及び32号新神戸トンネル下り線(北行き線)の非常駐車帯部で近接目視、接近触診、打音検査(たたき点検)による緊急点検を実施しましたので、その結果(速報)をお知らせします。

点検実施概要

点検結果(速報)

31号神戸山手線 神戸長田トンネル

北行き線:
点検の結果、通行車両の安全に支障をおよぼすような事象はありませんでした。
ただし、吊り材支持部材定着ボルトの不良6箇所(ボルト7本)を発見し、12月7日までに3箇所 (ボルト3本)の補修を完了しており、残りの3箇所(ボルト4本)については、引き続き補修を行います。
南行き線:
点検の結果、通行車両の安全に支障をおよぼすような事象はありませんでした。
ただし、吊り材支持部材定着ボルトの不良1箇所(ボルト1本)を発見し、12月7日までに補修を完了しております。

32号新神戸トンネル

北行き線:
12月5日に点検完了し、通行車両の安全に支障をおよぼすような事象はありませんでした。
拡大図

 なお、引き続き国土交通省からトンネル内の道路付属物等の一斉点検について指示が出されています。トンネル内の道路付属物等についても、順次、点検を実施してまいります。