
12号守口線の南森町・扇町付近で特に損傷の激しいコンクリート床版の取り替え工事が行われました。
今回の取り替え工事では、「プレキャストUFC床版」が用いられました。「UFC床版」は軽量でありながら耐久性が高く、今回使用した「平板型UFC床版」は従来のRC床版に比べ約1/2の軽さとなります。
また、プレキャスト工法を用いることで、現場打ちに比べ大幅に工程を短縮することができます。
UFC床版の概要についてはコチラ
事前工事では損傷が顕在化した伸縮装置を撤去しました。今回は段差が生じにくい新しいタイプの伸縮装置を設置します。伸縮装置は橋梁の路面端に設置し、気温の変化や車両通行に伴う橋梁の変形を吸収する役割を持っています。伸縮装置を新しいものに取り替えることで、走行の快適性が向上。沿道環境の改善も図ります。
表層とは舗装の表面のことで、今回はタイヤの荷重や雨水などを直接受ける新しい道路面を作る工事となります。表層には「高機能舗装」を使用。「高機能舗装」により自動車騒音が低減、雨天時には道路の水はけが良くなり、安全性・視認性が向上します。
舗装を新たに打ち換えたところはとても快適に走れるようになっていますので、リニューアル後の阪神高速道路をぜひご利用ください。
阪神高速では、伸縮継手と呼ばれるジョイントを無くすノージョイント化を進めています。ジョイントを無くすことにより、路面走行性や安全性が向上し、さらに車両走行時の騒音、振動についても大幅な低減が期待できます。
工事ではSJS-H(サイレンス・ジョイント・スライス)工法を採用。低騒音・低振動のため夜間でも施工が可能です。
SJS-H工法の概要についてはコチラ(外部サイトへ移動します)
大型車の交通量が多い区間では、コンクリート製の道路床面(コンクリート床版)の損傷が発生しているため、床版の取替工事を実施します。その事前工事として、通行止めをしない状態で接合部のコンクリート撤去を行います。
これはHydro-Jet RD工法という工法で、従来工法に比べて、床版撤去にかかる通行止め期間を大幅に短縮することが出来ます。
Hydro-Jet RD工法の概要についてはコチラ(外部サイトへ移動します)
「舗装」とは道路の耐久力を増すためにその表面をアスファルトなどで敷き固めることです。
大型車の繰り返し荷重などにより舗装にも傷みが発生しています。舗装の傷みが進むと道路の陥没や大規模な損傷につながる可能性があります。
傷んだ舗装の修繕を行うために、既設のアスファルト舗装を削り取り、撤去します。
床版は舗装を介して自動車の荷重を直接受ける部材です。コンクリート床版に生じた細かなひび割れに水が侵入すると床版の寿命が短くなる恐れがある為、ひび割れに、浸透性の高い防水材+アスファルト加熱型塗膜防水層を組み合わせた「高性能床版防水」を施工しました。
「床版の防水」作業が完了したら「基層部分のアスファルト舗装」を行います。橋梁部の舗装は基層と表層の2層構造になっており、基層には道路表面で受けた力を床版に均等に伝えるクッションの役割があります。
東船場JCT・鋼床版(鋼製の部材を使用した床版)での工事です。
鋼床版の場合、床版の防水が十分でないと滞水し、腐食に至ることもあります。
鋼床版表面にショットブラストをかけて表面を清掃し、専用接着剤を鋼床版に塗布していきます。鋼床版の舗装には「グースアスファルト」を使用。グースアスファルトは防水性や耐衝撃性に優れています。
表層とは舗装の表面のことで、今回はタイヤの荷重や雨水などを直接受ける新しい道路面を作る工事となります。表層には「高機能舗装」を使用。「高機能舗装」により自動車騒音が低減、雨天時には道路の水はけが良くなり、安全性・視認性が向上します。
舗装を新たに打ち換えたところはとても快適に走れるようになっていますので、リニューアル後の阪神高速道路をぜひご利用ください。
事前工事「コンクリート床版下面撤去」時に設置した補強金具を取り外して切断、コンクリート床板と桁を分離して撤去します。Hydro-Jet RD工法で事前工事を行っていた為、作業に掛かる工程が従来より大幅に短縮され、スピーディにコンクリート床版を撤去することができました。
12号守口線の南森町・扇町付近で特に損傷の激しいコンクリート床版の取り替え工事が行われました。
今回の取り替え工事では、「プレキャストUFC床版」が用いられました。「UFC床版」は軽量でありながら耐久性が高く、今回使用した「平板型UFC床版」は従来のRC床版に比べ約1/2の軽さとなります。
また、プレキャスト工法を用いることで、現場打ちに比べ大幅に工程を短縮することができます。
UFC床版の概要についてはコチラ
事前工事では損傷が顕在化した伸縮装置を撤去しました。今回は段差が生じにくい新しいタイプの伸縮装置を設置します。伸縮装置は橋梁の路面端に設置し、気温の変化や車両通行に伴う橋梁の変形を吸収する役割を持っています。伸縮装置を新しいものに取り替えることで、走行の快適性が向上。沿道環境の改善も図ります。
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