橋脚梁の取替工事
交通影響を最小限に抑えた橋脚梁の取替工事
阪神高速16号大阪港線では、既設橋脚梁の一部にASR※による損傷が確認されたため、将来の交通量増加に備えた車線追加と安全性向上を目的に、橋脚梁の取替工事が実施されました。
高速道路を運用したまま施工する必要があるため、仮受け橋脚を両側に設置し、既設梁を安全に撤去・再構築。交通影響を最小限に抑えながら、長期的な耐久性と信頼性を確保する先進的なリニューアル工事となりました。
※ASR(アルカリ骨材反応):コンクリート中の化学反応によりひび割れが生じる現象。

仮受橋脚の施工状況