都市部道路トンネルの換気所設計
地域と調和するトンネル換気所の設計
阪神高速6号大和川線は、全長9.7kmのうち約7割がトンネルで構成されており、トンネル内の排気ガスを処理するために5つの換気所が設置されました。
換気所には、換気設備のほか、防災・照明など安全かつ快適な走行を支える機能が集約されており、建物規模も大きく、都市空間への影響が少なくありません。
そこで、この5つの換気所では、将来の街並みとの調和を意識した外観デザインや、騒音・振動を抑える構造設計を採用。さらに、災害時の一時避難場所としての活用も視野に入れ、地域貢献型の施設づくりが進められました。

浅香山換気所