特集特集2 ミッシングリンク解消に向けた建設事業の推進

大阪都心部、大阪・神戸間では、都心部に向かう交通と都心部を目的地としない通過交通が混在することなどによって慢性的な渋滞が発生しており、物流、観光、交流など、経済活動が大きく阻害されています。
そこで、お客さまの利便性の向上、関西経済の活性化などに寄与するミッシングリンクの解消に向けて、ネットワークの整備などに取り組んでいます。

①大和川線、②西船場ジャンクションにおける取り組み

大和川線は、三宝ジャンクション~鉄砲間および三宅西~松原線接続間あわせて2.0kmが開通しています。未開通区間である鉄砲~三宅西間7.7kmの2019年度の完成に向け、舗装や施設工事などを実施しています。
西船場ジャンクションは、16号大阪港線(東行き)と1号環状線(北行き)とを直接接続する渡り線の追加と、渡り線接続区間の車線増設を行っており、大阪港線側の車線増設は完成しています。残る区間の2019年度の完成に向け、桁架設などの工事を実施しています。

大和川線トンネル施工状況
西船場ジャンクション渡り線の桁架設状況

③淀川左岸線2期、④淀川左岸線延伸部における取り組み

淀川左岸線2期は、海老江ジャンクション~豊崎間4.4kmについて、共同事業者の大阪市とともに事業を進めています。
淀川左岸線延伸部は、近畿自動車道の門真ジャンクション~淀川左岸線の豊崎間8.7kmの道路で、このうち、鶴見区緑地公園~豊崎付近までの7.6kmについて共同事業者の国とともに事業を進めています。整備により、都心に流入する交通を周辺に分散させることにより、都心部の渋滞緩和、利便性の向上、事故および災害時等の迂回機能の確保、臨海部と内陸部の物流ニーズ等に対応し、関西経済の活性化の支援等が期待されています。現地調査や設計等に加え、トンネルの構造、施工技術等について、有識者委員会で技術的検討も実施しています。

地下空間の使用イメージ

⑤大阪湾岸道路西伸部における取り組み

大阪湾岸道路西伸部起工式(2018.12.22)

大阪湾岸道路西伸部のうち、六甲アイランド北~駒栄間14.5kmについて、共同事業者の国とともに事業を進めています。整備により、阪神臨海地域の交通負荷を軽減し、交通渋滞や沿道環境などの交通課題の緩和を図るとともに、国際戦略港湾である阪神港の機能強化による物流の効率化、災害や事故などの緊急時の代替機能確保等が期待されています。
現地調査や設計等に加え、2018年12月には起工式が行われ、駒栄地区ではトンネル工事に着手しました。また、港湾を跨ぐ海上の長大橋は、有識者委員会において橋梁形式比較案が選定され、引き続き、橋梁形式決定に向けた検討を実施しています。