特集特集1 自然災害への対応に向けた取り組み

過去の経験を上回る自然災害の発生への対応が求められるなか、「お客さま」の安全確保を第一優先としたうえで、「交通」「物流」の円滑化に取り組みます。
また、頻発化、激甚化する自然災害に対し、安全の確保と経済に影響を与えないよう高速道路を管理運営していきます。

地震発生後の入口通行止め(3号神戸線 武庫川入口)
台風の大雨による高速道路上の滞水

大阪北部地震を踏まえた取り組み
2018年6月18日(月)

災害対策本部室(新設)

6月18日(月)7時58分頃、大阪北部を震源とするマグニチュード6.1の地震が発生しました。
この地震で一時、全線通行止めとなりましたが、緊急点検で安全を確認し、同日13時20分にすべての通行止めを解除しました。
こうした事態を踏まえ、阪神・淡路大震災以降の耐震補強の進捗や今回の地震では構造物の損傷も見られなかったことも鑑み、通行止めする震度をこれまでの震度5弱以上から震度5強以上に見直しました。
また、震度階の判定では、通行止め範囲を絞れる可能性を考慮し、分割エリア数をこれまでの2エリア(大阪、神戸で各1エリア)から6エリア(大阪、神戸で各3エリア)に見直してきめ細やかに運用していきます。
さらに、大規模災害発生時の円滑な対応等のため、2019年1月の本社移転時に常設の災害対策本部室を設置しました。
今後の災害発生時には、同室を活用し、より迅速な対応に努めていきます。

平成30年7月豪雨における対応
2018年7月5日(木)~8日(日)

7月上旬、梅雨前線や台風第7号の影響により、西日本を中心に記録的な大雨となりました。
7号北神戸線藍那出口(東行き)では、連続雨量540mmという記録的な雨量となり、のり面が2箇所で崩落して同出口が閉鎖になりました。
阪神高速は、早期開放に向けて復旧作業に取り組み、崩落発生の18日後の7月24日(火)、藍那出口(東行き)を交通開放しています。

のり面の崩壊直後
のり面の復旧後(応急復旧)

相次ぐ台風を踏まえた取り組み
2018年9月4日(火)、30日(日)

9月に相次いで近畿地方に上陸した台風第21号、第24号では、最大瞬間風速58.8m/s、42.8m/s を記録しました。
阪神高速道路では、先に上陸した台風第21号の影響で、小型標識柱の倒壊や遮音壁および吸音装置の落下などの損傷や料金所の冠水被害などが生じました。
台風第21号の被害を受けた構造物は、応急対策を行うなどしたうえで、本補修を順次実施しています。
その後の台風第24号では、お客さまの安全確保のため、気象予測のデータを参考に、これまでに比べて早い時間からの通行止め予告を行い、そのうえで通行止めを実施しました。
この結果、阪神高速道路をご利用されるお客さまの被害を未然に防ぐことができました。
阪神高速では、今後必要な場合には早い時間からの交通規制も実施していきます。

パーキングエリアの側壁の損傷
案内看板の落下

Twitter による本線・出入口通行止め情報の配信

Twitterによる通行止め情報の配信

阪神高速では、道路状況に関する情報をタイムリーにお客さまに提供するとともに、お客さまの利便性を向上することを目的に、2018年10月23日(火)より通行止め情報(高速道路、出入口)の配信を始めました。
これは、阪神高速のTwitterをフォローいただくことで、リアルタイムに最新の通行止め情報(高速道路、出入口)が届くものです。
大雪予報時や自然災害による影響の発生時には、Twitterを通じて、お客さまに事前にきめ細やかな情報提供を行います。