ビジョン2030実現に向けて

1.最高の安全と安心を提供する阪神高速
2.もっと便利で快適なドライブライフを実現する阪神高速
3.世界水準の卓越した都市高速道路技術で発展する阪神高速
4.お客さまや社会に満足をお届けする多彩なビジネスを展開する阪神高速
5.関西の発展に貢献し、地域・社会から愛され信頼される阪神高速
6.経営基盤を確立し、グループ社員がやりがいを実感できる阪神高速

阪神高速グループでは、この6つの「ありたい姿」をCSRの重要テーマ(マテリアリティ)としています。

中期経営計画 2020~2022

重点施策①
リニューアルプロジェクト、災害対応力の強化

関連する重要テーマ:1.最高の安全と安心を提供する阪神高速

  • 老朽化が進んだ構造物の大規模更新事業(喜連瓜破、湊川など)を本格的に実施します。
  • 災害発生時に、お客さまの安全を確保し、地域のライフラインとして機能させます。(緊急輸送道路機能の確保に向けた耐震対策の推進、入口遠隔閉鎖装置の整備など)

重点施策②
ネットワーク整備の推進

関連する重要テーマ: 2.もっと便利で快適なドライブライフを実現する阪神高速

  • 淀川左岸線2期、淀川左岸線延伸部および大阪湾岸道路西伸部の事業を着実に推進します。

関連する重要テーマ: 3.世界水準の卓越した都市高速道路技術で発展する阪神高速

  • 大深度シールドトンネルや世界を代表する長大斜張橋の建設に向けて、技術開発を推進します。

重点施策③
お客さま満足の向上

関連する重要テーマ: 1.最高の安全と安心を提供する阪神高速

  • 交通事故削減や逆走・誤進入による事故ゼロに取り組みます。

関連する重要テーマ: 2.もっと便利で快適なドライブライフを実現する阪神高速

  • 新たなパーキングエリアの整備(3箇所)や道路情報板などでの渋滞通過時間などの情報提供の充実に取り組みます。

関連する重要テーマ: 3.世界水準の卓越した都市高速道路技術で発展する阪神高速

  • ICT・AIを活用した点検・診断技術の高度化や自動運転車にも適応する交通運用技術などの研究開発に取り組みます。

重要テーマ1.最高の安全と安心を提供する阪神高速

阪神高速の挑戦 実現イメージ 取組み
  • 交通事故ゼロに
  • 逆走・誤進入ゼロに
  • 最高レベルの安全性と走りやすさが備わった高速道路
  • 将来にわたる使用のための管理・更新手法の実現
  • 災害発生時にはお客さまの安全を確保
  • リニューアルプロジェクトの着実な推進
    14号松原線喜連瓜破付近、3号神戸線湊川付近などにおける大規模更新工事の本格実施など
  • 災害に強い阪神高速
    災害発生時に道路機能を確保するための耐震対策や、遠隔操作により迅速に入口閉鎖・解除ができる装置の整備など
  • 交通安全対策の実施
    カラー舗装やわかりやすい道路案内による交通安全対策や逆走・誤進入対策など
  • 良好な走行路面の確保
    道路の継ぎ目の段差解消や雨天時でも走りやすい舗装への打ち換え、舗装の損傷削減に向けた確実な維持管理など
  • 効率的な維持管理の実施
    最新技術を活用した損傷箇所の早期発見などの計画的かつ効率的な点検・補修の実施など

重要テーマ2.もっと便利で快適なドライブライフを実現する阪神高速

阪神高速の挑戦 実現イメージ 取組み
  • 渋滞のない快適な道路に
  • すべてのお客さまに満足していただけるパーキングエリアに
  • お客さまニーズに応じたルート選択や定時性を確保
  • 誰でも気軽に使える高速道路
  • 気軽に立ち寄り、ほっとできるパーキングサービス
  • ネットワーク整備や渋滞対策などによる円滑な交通の実現
    淀川左岸線2期・延伸部および大阪湾岸道路西伸部の事業推進、本線部や分合流部における道路構造的な検討や交通運用面での対策実施など
  • より快適な走行を目指した情報提供の充実
    車線別情報や渋滞通過時間などの道路情報板の内容充実、料金検索サイトの充実、ETCお知らせアンテナの設置など
  • パーキングエリアの充実をはじめとする新たなサービスの展開
    新たなパーキングエリア整備(本線料金所跡地3箇所)、コンビニの出店・自販機コンビニの充実など

重要テーマ3.世界水準の卓越した都市高速道路技術で発展する阪神高速

阪神高速の挑戦 実現イメージ 取組み
  • 永続的な安全が確保されたメンテナンスしやすい高速道路の開発
  • 交通流の常時円滑化を実現する交通運用技術の確立
  • 都市高速道路を建設・管理する総合的な技術
  • 先進的な交通運用技術
  • 卓越した技術力・ノウハウの持続的なイノベーション
  • 新たな技術開発、先進技術の適用
    防災・減災の取り組みと維持管理の最適化、大深度シールドトンネル建設や長大斜張橋建設への取り組み、点検・診断の高度化推進など
  • 自動車技術の進歩にも適応した先進的な交通運用技術の開発
    自動運転などの最新の自動車技術にも適応した交通運用技術の開発など
  • 卓越した技術力・ノウハウの持続的なイノベーション
    オープンイノベーションの積極的活用や優れた技術者の養成など

重要テーマ4.お客さまや社会に満足をお届けする多彩なビジネスを展開する阪神高速

阪神高速の挑戦 実現イメージ 取組み
  • 技術外販を全国展開
  • 阪神高速が道路交通インフラO&Mの世界ブランドに
  • 関連事業の売上高と売上総利益を倍増
  • 技術外販グループとして関西で不動の地位を確立
  • 海外事業基盤を確立
  • 積極的な事業展開による収益の柱の育成
  • 高速道路事業で培った技術・ノウハウを活用した事業展開
    地方公共団体が管理する道路の維持管理業務、橋梁などの点検および補修設計、公共事業者の早期用地取得支援など
  • 新たな事業などへの積極的展開
    駐車場事業や不動産事業の収益性向上や規模拡大、お客さまや社会のニーズを捉えた新規事業の創出など
  • 国際事業の推進
    国際コンサルティング業務の受注の継続、国際プロジェクトの開拓・推進など

重要テーマ5.関西の発展に貢献し、地域・社会から愛され信頼される阪神高速

阪神高速の挑戦 実現イメージ 取組み
  • 阪神高速によるストック効果で関西経済の飛躍に貢献
  • 先進のCSR経営推進企業に
  • アジアゲートウェイとしての関西ポテンシャルの向上
  • 関西都市構造の強靭化
  • 社会貢献活動による地域・社会の発展
  • 環境負荷の少ない都市づくり
  • 社会経済活動の活性化や都市構造の強靭化
    ミッシングリンクの解消による道路ネットワークの冗長性の確保、災害時の地域のライフラインとしての機能確保
  • 環境経営の推進
    道路照明LED化によるCO2排出量の削減、グリーン調達の推進、環境分野での積極的な情報発信とコミュニケーションなど
  • 社会貢献活動による地域・社会の発展
    「安全・安心」、「人づくり」、「地域・社会の活性化」、「環境」を重点テーマとした社会貢献活動の推進など

重要テーマ6.経営基盤を確立し、グループ社員がやりがいを実感できる阪神高速

阪神高速の挑戦 実現イメージ 取組み
  • 社員全員がやりがいとチャレンジ精神を持てるグループに
  • 関連事業の売上高と売上総利益を倍増
  • 安定した経営基盤・体制確立と債務の確実な返済
  • 企業価値を最大化するグループ経営体制の最適化
  • 仕事にやりがいを持ち、能力と熱意を発揮できる職場
  • 徹底したお客さま目線で考え、その使命を達成する社員の集団
  • お客さまをはじめとしたステークホルダーの声を反映した経営
    お客さま満足の追求や積極的な広報展開、ステークホルダーとのコミュニケーションなど
  • 信頼性の向上
    コンプライアンスの徹底などによるコーポレート・ガバナンスの充実、グループ経営による品質の確保などグループ企業価値の向上など
  • 働き方を変える取り組みの推進
    働き方改革による業務の生産性・品質向上やワークライフ・バランスの推進など