工事について
大規模補修工事の期間
平成24年11月26日(月)午前4時~平成24年12月4日(火)午前6時 (8昼夜連続)
(但し、東大阪JCT~第二阪奈有料道路接続部間は、平成24年12月1日(土)午前6時開放)
通行止めの区間
阪神高速13号東大阪線(大阪府道高速大阪東大阪線)のうち、次の区間、箇所
- 本線
- 東船場JCT~第二阪奈有料道路接続部 上下線 延長12.3km
- 入口
- 水走入口、中野入口、長田入口、高井田入口、法円坂入口、森之宮入口、 東大阪荒本入口
- 出口
- 法円坂出口、高井田出口、長田出口、東大阪荒本出口(東行)、中野出口、 水走出口、東大阪荒本出口(西行)、森之宮出口
- 連絡線
- 近畿自動車道連絡線 出入
主な工事の概要
鋼桁改良(溶接部疲労損傷対策)
法円坂付近では、この短期集中工事期間中に複数箇所(12箇所・48レーン)橋梁を連結化する、本邦初の工事を行います。本工事により溶接部の疲労耐久性向上を図るとともに、ジョイントが無くなることで、路面走行性や安全性が向上し、さらに車両走行時の振動、騒音についても大幅に抑制されます。
舗装補修(段差修正)
従来の舗装より路面の空隙を多く作ることにより降雨時の排水をスムーズに行い、また走行車両のタイヤと路面との摩擦音を軽減する高機能舗装(滑り止め舗装含む)の工事を行います。また、舗装を打ち替えた後、伸縮継手を取り替えることで段差修正し、走行性を向上させます。
道路標識・看板の取替え
車線構成が明示された案内標識や新型の警戒看板に取り替えることで、より安心な道路サービスを提供します。
安心な道路サービスの提供(耐震性・視認性の向上)
高機能照明設備への取替え
より剛性の高い照明柱への取替えにより、耐震性を向上させるとともに、単色光(オレンジ色)に青色系の光を加えて演色性を高めることで、レーンマークや障害物等の視認性を改善します。
安全な道路サービスの提供(安全性の向上)
出入口部の逆走等対策
近年、増加傾向にある本線・出入口からの逆走及び誤進入に関しては、死亡事故が発生するなど、社会的な問題となっております。そこで、これらの防止策として以下の対策を実施します。
<逆走防止用矢印>
高速道路本線等からの逆走を防止するため、入口部において、進行方向を表示する矢印を設置します。
<出口部誤進入等対策>
高速道路出口部では、車両の逆走だけでなく、歩行者等の誤進入も発生しているため、路面に「高速出口」等の表示ととともに、高欄部に高輝度反射シートを設置し、夜間帯における誤進入等の防止を図ります。
通行止め工事による効果
工事期間の大幅な短縮
阪神高速13号東大阪線での今回の通行止め工事で行う舗装・伸縮継手補修等を通常の車線規制工事で実施した場合、工事日数が約164日必要です。これらの工事は大きな音がするため、夜間には行うことができません。また、工事による交通流への影響が大きくなるため、平日に行うこともできません。したがって、これらの工事は休日の昼間に実施せざるをえず、通算すると約3年の期間が必要となります。今回のフレッシュアップ工事では、これを8日間に集約して行います。
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