阪神高速の大規模修繕

コンクリート床版の損傷

損 傷

大型車の増大によるひび割れ・陥没

旧基準で設計された鉄筋コンクリート床版は、床版厚が薄く鉄筋量が少ないなど現行基準に比べて疲労耐久性が低く、大型車からの繰り返し負荷によりひび割れや砂利化が発生しています。鉄板により補強は行っていますが、損傷は進行し、最悪の場合は舗装が陥没する恐れもあります。

対策例

高性能床版防水

ひび割れに対して浸透性の高い防水材を塗布し、さらにもう一層の防水層を組み合わせた「高性能床版防水」を施すことで、劣化の要因となる床版への雨水の浸入を防ぎ、コンクリート床版を守ります。