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新技術募集について

平成27年1月26日

特定新技術

重量物の落下衝撃を緩衝する衝撃緩衝装置

技術の特徴

吊構造の重量物が振動等による外部作用により動き、吊構造物に想定以上の衝撃荷重が加わる可能性があります。そこで、阪神高速道路株式会社では、重量物の落下の衝撃荷重を緩衝し吊構造物にかかる荷重を減らすための衝撃緩衝装置の技術提案を募集します。

要求内容

  • 提案された衝撃緩衝装置については、試験供試体を無償提供していただくようお願いいたします。
  • 提供された試験供試体については、弊社で静的荷重性能確認試験を行います。
  • 製品1種に対し、4供試体とします。

要求事項(応募要件)

衝撃緩衝装置は、以下の条件を満たすことを要求します。

  1. 装置は、衝撃を緩衝する機能を有していること。
  2. 装置は、サイズ18以上のシャックルにより吊構造に取付けることが可能であること
  3. 装置は、無負荷状態での全長が30センチ以下であること(取付部間の寸法)。
  4. 装置は、50kN以上の静荷重に耐えること。
  5. 装置は、作動時の最大寸法が全長50センチを越えないこと。
  6. 装置は、屋外使用を前提に耐候性に優れていること(想定する装置寿命は15年)。
  7. 装置は、メンテナンス性が容易であること。

採用の有無

基本的に提供された供試体は試験を実施するように考えていますが、提供数多数の場合は提供をお断りすることがあります。この場合、適合製品の保持実績や使用材料の種別を総合的に勘案し決定させていただきます。

募集期間等

提供の意思がある場合には、平成27年2月6日(金)17時までに添付の応募用紙に必要事項を記入のうえ、下記のメールアドレスに送付してください。
その後、採用の可否を決定し連絡のうえ、供試体納入時期を調整いたします。なお、本試験の期間は、平成27年4月までを予定しています。

応募用紙 [WORD:45KB]

応募先

hisayuki-kurosaki@hanshin-exp.co.jp

問合せ

大阪管理部施設保全課 06-6576-3881(代表) 担当:黒嵜

その他

  • 提供された試験供試体については、弊社で静的荷重性能試験を行い、その結果を提供者に通知させていただきます。
  • 仕様等を制定する場合には、各提供供試体の試験データを無記名で掲載することがあります。