平成25年11月8日
阪神高速道路株式会社

当社は、大和川線の三宝第２工区開削トンネル工事において現場から発生する廃棄物の抑制、排出削減、副産物の利用について取り組んだ３Ｒ（リデュース：発生抑制、リユース：再使用、リサイクル：再資源化）の活動が評価され、平成25年度リデュース・リユース・リサイクル推進功労者等表彰で国土交通大臣賞を受賞しました。
３Ｒ推進功労者等表彰は、３Ｒに率先して取り組み、顕著な実績を挙げた個人や団体に対して推進協議会が表彰を行うもので、今回で２２回目を向かえています。

受賞テーマ

開削トンネル工事の施工から発生する廃棄物の抑制、排出削減、副産物の利用

受賞者

三宝第2工区開削トンネル工事　前田建設工業株式会社　関西支店　三宝西作業所
阪神高速道路株式会社　建設事業本部　堺建設部　大和川線建設事務所

３Ｒの取り組み内容としては、土留構造を切梁式から自立式土留壁に変更することによる支保工資機材約1,300tの低減や、構造物を撤去した約320tのコンクリート塊を自走式破砕機により破砕し工事用道路等に再利用しました。また、柱列式連続壁（SMW）の排泥発生抑制とその再利用を行い、さらには大和川線全線で他工区を含めた建設発生土を埋戻し・盛土等へ有効利用することにより事業外への排出抑制を行いました。これらの活動はCO2排出抑制にも貢献しています。
今後も全社を挙げて３Ｒ「リデュース・リユース・リサイクル」を推進し、循環型社会の構築に貢献していきます。