平成24年12月28日
阪神高速道路株式会社
阪神高速道路では、国土交通省からの「トンネル内の道路附属物等の一斉点検について」(平成24年12月7日)の指示にもとづき、当社が管理する34トンネルのうち、ジェットファンや大型標識などの重量構造物を有する32トンネルにおいて、点検を実施いたしました。
点検の結果、すべてのトンネルで通行車両の安全に支障をおよぼすような事象はありませんでした。
トンネル内の道路附属物等(重量構造物)の一斉点検結果について−国土交通省
点検対象構造物
トンネル内に設置された道路附属物のうち、重量構造物
重量構造物とは、ジェットファン、大型標識、道路情報板、横断電気配管等が対象。
点検方法
アンカーボルト・ナット、継手等の部位を中心に、近接目視及び打音・触診等により道路附属物等の損傷や異常の有無を確認。
点検結果
今回、点検を実施した32トンネルのうち、1トンネル(井吹トンネル上り線)の横断電気配管において、配管固定金具のアンカーボルト20本のうち1本の定着部でコンクリート剥落を発見しましたが、安全上大きな問題はなく、12月17日に補修を完了しております。
点検期間中は点検に伴う車線規制や通行止め等の交通規制が生じ、ご通行中のみなさまにはご迷惑をおかけ致しましたことをお詫び申し上げますとともに、ご理解を賜り御礼申し上げます。
なお、トンネル内の重量構造物以外の道路附属物の点検に関しては、平成24年度末を目途に引き続き点検を実施していまいります。