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阪神・淡路大震災から17年 ~東日本大震災の発生を受けて~

 阪神・淡路大震災において、阪神高速道路の倒壊・落橋により亡くなられた16名の方々に対して改めて哀悼の意を表し、御冥福をお祈りするとともに、ご遺族の方々に対しまして、心からお悔やみ申し上げます。
 今年で震災後17年を迎えることとなりますが、以来、人命の尊さを震災の最大の教訓とし、「安全・安心な高速道路」を目指して全社一丸となって取り組んで参りました。今後も防災・減災対策に努めていくことが、亡くなられた方々に対する当社の務めであると認識しております。
 また、昨年3月には東日本大震災が発生しましたが、この地震により亡くなられた方々に深く哀悼の意を表しますとともに、被災されました皆様に心からお見舞いを申し上げます。
 阪神・淡路大震災の際は、阪神高速道路も甚大な被害を受けましたが、多くの皆様から支援を頂戴したおかげで、早期に全線を復旧開通することができたことを思い起こし、東日本大震災発生後は、速やかに各種支援活動を実施してまいりました。
 今後とも、被災地の1日も早い復興を願い、被災者の境遇に思いを馳せながら、当社としてできる最大限の支援を『総力を挙げて』行っていきたいという気持ちでいっぱいです。
 当社としましては、今回の東日本大震災の発生を受けて、更に気持ちを新たにし、それと同規模かそれ以上と予想される東海・東南海・南海地震及びこれに伴う津波の発生に備え、震災・津波対策を中心に、防災・減災のための取組を最優先課題として、取り組んでまいりたいと考えております。

平成24年1月17日

阪神高速道路株式会社
代表取締役会長兼社長  大橋 光博